シンプルの中にあるもの

私の場合「普段使いの布雑貨」は結局使いやすいものがメインになっていくので、作るものもシンプルなものが多いです。

そこで、シンプルとは何か、です。

柄や装飾のない、一見シンプル、なのになぜか何かがぎゅっとつまっているように感じるものがあります。
布そのものの雰囲気であったりとか作った人の気持ちみたいなものであったりとか(既製品とか手作りとかに関わらず、必ず誰かによって作られているので)、自分の気持ちとか色々あるのだろうけれどシンプルなのに不思議だなぁ、と思うものがあるのです。
そうするとそれはもう、何かがぎゅっとつまっているのでシンプルであってシンプルではない訳です。
言葉にするのが難しいですが、、
私の作るものも何かがぎゅっとつまったもの、できれば良い意味で、そんな風に作れたらいいなぁと思っています。
私たちの暮らしは日々、色々あります。
だけれども、なるべくフラットな気持ちで作りたいと思っています。
お使いいただく方の暮らしになじんでくれたら嬉しいしそのためにはそういう風にした方が良い気がしています。