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教えて示せ【超訳】自省録28日目

・今日の超訳

教えて示せ。教えられないのなら、教えられるように努力せよ。ただし教えることが不可能なこともある。

・引用原文(第10巻4章より)

「もし彼がつまずいたら、親切に教えてやり、見誤った点を示してやれ。それができないなら、自分を責めよ、あるいは自分さえ責めるな。」岩波文庫 神谷美恵子訳 自省録より

・ちょこっと解説

・自分を責めよとは、見誤えった点を指摘し、匡正してやれない自分の無力さについて。自分さえ責めるなとは、世の中には人知を超えた事象が存在する。そんなものは人間に教えられるわけがないという意味であると解釈をする。

・上司が部下を叱る。叱ればいい。しかし、なぜ叱っているのか。その理由と、どうしたら匡正せれるのかという道筋は示せなくてなならない。それなしに部下を叱ってはならない。匡正ができないのならば、問題は部下にあるのではなく、上に立つ者の管理のしかたに問題があると思え。

・これは子育てについても応用できそうな話である。肝に銘じておく。

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