インフラエンジニアとして独立した話2♪

どうも、椿田です。
今回も僕がインフラエンジニアとして独立した話について書きます。
前回の記事はこちらです。お時間あります方はこちらもお読みいただけると嬉しいです。
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さて、前回の記事では、僕がご縁で大手通信会社に就職し、ご縁でサーバー構築やネットワーク構築をする部署に配属され、インフラエンジニアになったことを書かせていただきました。
今回は、そこから独立までどんな経験をし、どんな気づきを得て、どういう選択をしてキャリアを歩んできたかについて書かせていただきます。

1.構築業務の経験


僕は大手通信会社に入社してシステムエンジニアになっていくと決めた時、なんとなくの考えとして、いずれは上流工程の仕事をしてみたいなと思っていました。上流工程の仕事といえば、要件定義や設計があると思います。当時、ガッツリ技術を極めることはあまり考えておらず、またコミュニケーション力に苦手意識があり、その間をとって、上流工程がいいかな~程度で考えていました。ただし、技術力が全く必要ないかというとそうは思っていなく、最初の1~2年はしっかり技術に触れられる部署がいいことを配属面談で話したことを覚えています。その理由は、上流工程で要件定義をやるにしても、構築したことのないシステムについて要件をまとめることは難しいのでは?と考えていたからです。例えるなら、技術がわからないのに要件定義をするということは、料理を1回もしたことがないのに料理のレシピを考えるようなものです。それはあまりにも無謀に思えて、まずは技術力をつけられる部署を希望しました
その結果、実際に手を動かしながらサーバーやネットワーク機器を構築する部署に配属していただけました。

2.構築業務での気づき


新卒から社会人2年目まで、インフラエンジニアとしてサーバーやネットワークの構築をさせていただきました。何もわからないところから、一つずつ先輩社員に教えていただきながらお仕事ができたことが本当に感謝です。自分ひとりで言われたことを形にできるようになるまで1年半ほどかかりました。それまでは言われたことすらできないというひどい有様でしたが、粘り強く頑張ってきました。
そんな中で、あることに気づきました。
それはエンジニアとして必要される力が技術だけではなく、コミュニケーション力だということです。
僕のエンジニアのイメージはひたすら技術力を極めて黙々と仕事をするような職人的なイメージでした。しかし、1つのシステムにしても1人で開発することはほぼ不可能で、色んな人達と協力しながら一つのシステムを完成させていくことが一般的です。そこで必要とされることがコミュニケーション力!!ここでいうコミュニケーション力とは、おしゃべりが上手とか明るいとかそういうことを指しているのではなく、以下の力のことを指すと僕は考えています。

エンジニアに必要なコミュニケーション力とは・・・
・相手が伝えたいことを汲み取って、お互いの認識を合わせる力
・相手に伝わるように伝える力

チームで1つのシステムを構築するとき、機能ごとに分けて、それぞれのエンジニアに仕事を分担していくことが普通です。もちろんそれぞれ分担して構築したシステムはあとで結合して1つの大きなシステムとして完成させていきます。それぞれの機能を構築する際にお互いが好き勝手に構築していたとすると、機能同士を結合する際にうまくシステムが動きません。もちろん設計の段階で、変数やデータと受け渡し方やデータの型などは決めますが、構築中に気づく細かな内容もたくさんあります。その時に、それぞれが意思疎通をしないままシステムを構築していては大変なことになりますし、後で炎上します笑
そのため、お互いにコミュニケーションをこまめに取りながら仕事を進めていくことがとても大事になりますし、その際に、相手が何を伝えたいのかをしっかり汲み取る力と、お互いに認識を合わせて仕事を進めていける力がとても大事になります。そして、自分が伝えたいことを伝える力も問われます。エンジニアだと技術ベースの会話が多くなりますが、人によっては技術レベルが違います。特に営業、お客様、違う技術分野のエンジニアなど立場によってもだいぶ違ってきます。そんな人たちが相手でもしっかり伝えていことができる力がとても大事になってきます。

そして、僕はコミュニケーション力が大事だということに気づいたのと同時にある傾向にも気づきました。

エンジニアの人ってコミュニケーションが苦手な人が多い・・・

寡黙な人が多い傾向はありますが、自分の先入観や固定概念が強い人も多く、僕が上記で述べたコミュニケーション力が苦手な人がとても多いです。
もちろん、僕も苦手な側の1人でした。
ということはつまり、コミュニケーション力があるエンジニアになったら強くない?と考えました。
ここから僕は新しいキャリアへと進むことになりました。

そう、社会人三年目からはプロジェクトマネジメントの仕事につくこととなったのです。

この続きはまた次回の記事で書きます^^

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