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【読書レポ】ひとり日和 / 青山七恵
第136回芥川龍之介賞受賞作。フリーターの女の子・知寿が親元を離れて親戚のおばあちゃん・吟子の家に住み込み始める。ある日、知寿は彼氏の部屋に行くと浮気現場を目撃する−
春が嫌いだという知寿。季節とリンクして知寿の新しい生活と終わり、その中での「ひとり日和」が流れていく。嫌いな季節、好きな季節って、季節関係なく人柄に現れる。何か身に纏うような雰囲気があるよね。
人と付き合ってても結局ひとりになるなぁ、って実感は寂しいようでいつの間にか肯定できるようになるのではないかと思う。
芥川賞の作品の中ではシンプルで読みやすかった。大学生に読んでほしい小説。
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