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アルジャーノンに花束を読みました。

“この本を読まないまま、終わる人生があったのかと思うと怖かった’’

そんな、帯文に惹かれて購入したのが「アルジャーノンに花束を」でした。

書店を巡回していた時に、ふと目が留まったんです‥!

見事に帯文に釣られたというのもあるけど、山P出演のドラマで知って、ゼミの先生にお勧めされていたので、タイトルは知っていました。

今がこの本を読むタイミングだと思ったんです。



あらすじ

小説のジャンルとしては、SF小説というらしい
SF小説と検索にかけてみると

科学的な空想にもとづいたフィクションの総称。

とでてきました。


本書は、簡単に説明をすると幼児程度しか知能がないチャーリーが手術を受け、賢くなるお話です。

物語は、チャーリーの行動記録日記形式で進んでいきます。
最初は、誤字脱字だらけで読むのがとても大変なのだけど、徐々に賢くなって辞書をひかないと分からないまでに言葉を操れるようになっていく。

でも感情が知性の進捗に伴って追いつくわけではなくて

人を無意識に見下して傷つけてしまうこともしばしばありました。

もしかしたら、過去の何も知らない純粋無垢なチャーリーの方が幸せだったのかもなあと感じずにはいられませんでした。

プライドがないことや、人から敵として見做されないことって実はチャーリーの良さで

それが愛される所以でもあったのかも。

もっと、深く物語を味わうにはまだ何回か繰り返して読むことが必要かもしれない。

でもずっと本棚に入れておきたいと思いました。

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