HIRO

地球で生きる。

HIRO

地球で生きる。

最近の記事

インスタをミュートして一週間

僕は考えなくていいことを考えているのかもしれない。 先週、なんとなくインスタのストーリーを全員ミュートにしてインスタを開くと自分の投稿しか見れない様にした。最初は違和感しかない。 数分に一回は気づくと開いていたから、周りの人の状況や情報を意図的に追いづらくした。自分とイヤでも向き合う様にしたかった。 スマホを見ていると、見れば見るほど自分の鼓動が早くなって落ち着かなくなる。終わりがない。情報の洪水に溺れている感じ。朝満員電車に乗っている時も、ジムでトレーニングしている時

    • なんで映像じゃないといけないのか

      映像制作の必要性について最近はよく考えています。 多くの企業が映像を依頼する目的は単にオシャレでカッコいいものを作ることではなく、真の目的は売上を伸ばすこと。 そのためだったら映像以外の方法も多く存在します。映像制作は不確実な要素が多くてコストパフォーマンスが悪い。 僕自身も、映像に携わりながらも、他の方法でより効果を出せるのではないかと思いつつ、なぜか映像を創り続けています。 理由は、映像がただ好きだからかもしれません。そして、映像が好きになったきっかけは、映画のメ

      • 「映像とは何なのか」を村上春樹と。

        最近、村上春樹が好きなので僕が書いた文章をChatGPT4に村上春樹風にとまたお願いして編集してもらいました!! 映像とは、一体何だろうか。「映像とは何か」という問いを、ChatGPT4にぶつけてみた。返ってきた答えはこうだ。 「映像とは、人間の感情、記憶、想像力を呼び覚まし、共有するための手段である」と。 この定義に対し、私は全く異論がない。その答えに、心からの共感を感じたからだ。そして、その共感を基にして、映像というものについて、もう一度考え直すことにした。 私が

        • 【映画】パーフェクト・デイズを見た素直な感想。

          2023年に観た映画の中で、この映画は一番面白かった。 僕にとって「面白い」とは単に「楽しい」ではなく、「安心感」という言葉に近い。 この映画が面白いと感じた部分は、平山の消費の仕方。 例えば、彼は本を一冊読み切るまで次の本には移らない。 必ず、読み切る。本屋でも一冊しか本を買わない。 音楽も厳選した曲を毎日初めての様に聞いている。 常に一つに集中している。 まるで僧侶のようだった。 「この世界にはたくさんの世界がある。繋がっている様に見えても繋がっていない世

        インスタをミュートして一週間

          「思う」から「考える」へ

          「思う」だけではダメだ。 これは自分自身に言っている。 思ったことを口に出して言えるという事はとても素晴らしいことで、大切なこと。僕達人間が生きるこの社会で正解なんて突き詰めれば存在しないと宮崎駿さんも言っていた。 だから、僕は僕の意見は間違っているという前提でいろんな講演会で質問したり、友達と会話をしてきた。 だけど、ここ最近自分の中で限界を感じている。限界という言葉が相応しいかわからないけど、このままの自分の考え方で年を重ねるだけだと自分が良いと思うことだけが積み

          「思う」から「考える」へ

          僕が創りたい建築を「紅の豚」で例えて書いてみた。

          僕の創りたい建築は「紅の豚」に描かれる飛行艇のようなものです。現実の空に浮かぶ、現実を超えた何か。避難所というよりは、日常と非日常が織りなす場所。現実の枠組みと、そこにひっそりと息づく抽象的な空気。それが僕が描く建築の理想です。 ここへ足を踏み入れた人は、まるでポルコが空を舞うかのように、自らの夢や希望を育むヒントを見つける。僕が作り出すのは、外見はしっかりと現実的な形をしているが、中に一歩入ると現実の感覚がふと揺らぐような空間。 この場所は、時に非現実に傾きつつあり、僕

          僕が創りたい建築を「紅の豚」で例えて書いてみた。

          夢とは何か

          夢って一体なんだろう。 去年の今頃、自分の中にあった夢は「病院を設計して、一から作り上げること」だった。そんな大きな夢を持っていると、たくさんの人に素敵だねと言われた。 でも今、夢はどこにも見当たらない。夢を持つこと自体が、何だったのかさえも分からなくなってきている。 こんな風になったのは、インドに行ったからだと思う。インドに行った理由は、他人に説明する時のために「人生観を見直したくて」とか「自分の環境とは正反対のところに身を置くことで、物事の表と裏を理解し、本質をつか

          夢とは何か

          やりたいことの見つけ方と村上春樹

          最近村上春樹が好きになってきているので僕が書いた文章をChatGPT4に村上春樹風にとお願いして編集してもらいました(笑) 僕たちは、なぜこの世に存在するのか、という答えを探し続ける。そう、まるで「ノルウェイの森」の中を歩きながら答えがあるのではないかと期待するように。だけど、生まれてくる理由なんてあるのだろうか。 私たちは単に人間として、この広大な宇宙の一角、地球に生まれ落ちただけの存在。生まれた時点でやりたいことが決まっているなんて人間は、ひとりもいないと私は思う。

          やりたいことの見つけ方と村上春樹

          夢ではない

          実績が欲しい。確かな結果が欲しい。 実績というのは、どれだけ世の中に価値提供出来たかっていうのを具体的に定量的に表しているものだから実績をつくる事を第一優先に。 謙虚とは、自分のことは後回しで周囲の人に気を配ることではない。 謙虚とは、結果を出すことに忠実な人だと思う。 その為には周りを犠牲にするかもしれない。嫌われるかもしれない。 でも、結果を出す、実力で勝負することは生物的観点から見ても普通のことではない。一位は一人しかいない。ある意味異常かもしれない。 嫌われる

          夢ではない

          直線と進化

          僕たちの一生の時間は直線的だけど、自然を司る時間は円環。 人間が植物を栽培したり、動物を家畜化するために必ず必要になる条件は定住生活。 定住生活の始まりから物理的な人間の進化は止まっているそうです。 終身斉家治国平天家。

          直線と進化

          岡本太郎メモ

          先週、本を読むときに使うメモ帳を無くした。だからnoteをメモ代わりにしてここに印象的な言葉を書いておいた。せっかくなのでみなさんにも共有します。 ・人間存在そのもののそこにある弧愁、それが寂しさだ。人間は本来孤独だ。ポストを与えられているほどそうかもしれない。 ・体制維持のためには純粋ではいかない。組織悪というか、人間の自由を狭める。悲劇的だけど、それがいわゆる文明社会の運命なのだ。 ・今は、だれも食うには困らない。しかしそのかわりに、社会のシステム化にただ振り回され

          岡本太郎メモ

          僕が作りたい映画とは

          このタイトルは僕がインドの語学学校で提示されたプレゼンのお題。 ここでは日本の学校では聞いたことがない様なマニアックな質問を沢山出してくるからとても面白い! 僕が作りたいのは、点と点を繋ぐ事に意識を向けた映画。僕はストーリーが好きだ。 2023年、僕が生きている社会はテクノロジーで成り立っている。テクノロジーは僕達の生活をより便利で快適で豊かにした。 僕はテクノロジーが大好きだ。 ただ、常に意識しているのは何かを得ると何かを失うのは人間の普遍的な性質だということ。僕

          僕が作りたい映画とは

          自然と感覚と理解と建築

          感覚からの理解。 僕は幼少期は田舎で暮らしました。ほんとなんもない。山と川と犬しかいない(笑)自動販売機は自転車で15分くらいの所にある。 そんな変な所だから遊び道具すらない。 だから、僕は遊び方から遊びを考えなければならなかった。 そんな僕の気持ちに一番反応してくれたのは山だった。 なぜなら山は毎日変わってくれるから。 山は動かないけど毎日変化してくれる。土の湿り具合や動物の荒らし方や落ち葉の数など。そんな環境は僕にとって最高の遊び場だった。 例えば、山に行く2日前まで

          自然と感覚と理解と建築

          「年齢とは数の虚構」

          Chat GPT4を使って三島由紀夫が最近好きなので、三島由紀夫に僕の文章を編集してもらいました(笑) 新しいもの創るために、時代に乗りながら過去を偶に振り返っています(笑) 私は人間その存在に深く魅せられる。人間の多様性、それぞれの価値観が交錯する点で美を見出す。それがどれほど対極にあるものであっても、その対立こそが未知の視点を引き出し、新たな認識へと私を誘う。 これまでの生涯で、数多の人々との交遊を重ねてきた。老いた人生の晩年に達した者から、生命の百年をこれから歩み

          「年齢とは数の虚構」

          建築学生がラグジュアリーホテル見学から3つの学び。

          こんにちは! 僕は建築以外の理由で東京を訪れることが多いですが、今回は特に建築を見学することを目的に東京に行きました。その中心テーマは、現在僕が特に関心を持つ「宿泊施設系の建築」でした。 このために、いくつかのラグジュアリーホテル、アマン東京、フォーシーズンホテル、ブルガリホテル、パレスホテル東京、マンダリンオリエンタル東京の各ホテルに事前に電話をして見学の許可を得て、現地に足を運びました。 学んだことは、「スピード」、「ゴールを決める」、「誰もが意識しない所で意識をす

          建築学生がラグジュアリーホテル見学から3つの学び。

          「自由」や「夢」を感じるために建築が出来ること

          結論、「不器用さ」や「未熟さ」を隠すことなく、全面に出すこと。 これこそが、人々が「夢」や「自由」を感じるために建築ができることではないかと思います。 現在僕は京都に住んでいるので、ラグジュアリーホテルに電話交渉して、見学を続けています。その中で見た施設は一つ一つが素晴らしいものでした。 それぞれが一寸の狂いもなく、日常と非日常の境界を見事に表現していました。 しかし、その完璧さが逆に自分との距離を生んでしまったように感じました。その中に「夢」や「自由」を感じることが

          「自由」や「夢」を感じるために建築が出来ること