![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130162123/rectangle_large_type_2_134643d9b55a7e6d9f78303394c8159b.png?width=800)
42歳ワーママ転職記。8年ぶりの転職で感じる景色の変化。
前の会社の居心地がよく、ぬくぬくと8年いたので久しぶりの転職になった。今度は8年前まで勤めた会社で、知っている人もまだ在籍していて、すでにまた居心地よく感じる。
長くサラリーマンをしてるとちょっとは仕事に向き合うのがラクになるのか?
前に今の会社にきたとき31歳で独身の一般のスタッフ。
今回は42歳で部下なし管理職でワーママ。
着任するにあたって「世界の見え方が変わったなあ」と思うことをあげてみたい。
歳取った感あるある
同じ日に入社した人を見てなんとなく年齢が気になる。
若い(と思しき人)を見ると、なんだか、いいねぇ〜!と脳内でオバさん感を出してしまう。
以前一緒に仕事をした人を見て「老けたなあ」「えっ、全然老けてないなあ」と変なフィルターを発動してしまう(失礼過ぎ!そもそも、私も老けたと思われている)
自分が年を重ね、従来年上だった人たちが皆「案外歳が近い人」になる。勝手に親近感が増す。
職業に対する意識
以前はこんなスキルを活かしてこんな経験を積みたい!と尖った希望があった。
しかし、これまでいろいろやってきて、次は何をやろう、それが終わったら何をやろう?となんでも来い来い状態に。
いや、任せるとも言われていないが。
よく言えば、視野が広がった。
かっこよく言えば、ジェネラリストになった。
悪く言えば、流れ流れて本格的に根無し草のようになってきた。
職場での立ち位置
いちスタッフとして着任すると普通は上司から仕事の説明があり、トレーニングを受けたり「仕事ができるようになるための」時間が設けられる。
今回は、大きなチームの中のマネージャー陣と一通り話して仕事内容の解像度を上げていく。この、成果を出すためのコンテンツと手段に少しばかりの裁量があるのが、過ぎた年月を思わせる。
成果を出せないと食いぶちもなくなるといえばそうだし、課題があるかぎり成果を出し続けられるともいえるのかもしれない。
う、、なんだか8年前よりは自分のポジションに重みを感じる。
主婦子持ち属性になって
前職も今も仕事をするうえで既婚か子持ちかを探られるような職場ではない気がするので聞かれなければ「子どもがいる」と自分から言う必要がない。
積極的には言わずに、話の流れで必要になれば言えば良いというスタンスにしている。
そんなんで、あまりワーママを意識することもない(今のところ)。
自分から子どもの話をしてくる人は子煩悩な人やオープンな人な印象。
されど採用面接のときはさすがに子どもが2人いて勤務時間中の中抜けや急なお休みがあり得ると伝えた。
古くからの知り合いとはお互いの子も年齢が増えてるので「えぇー!子どもたちももうそんな歳かあ」がお決まり。
お子さんやおうちの話でお財布事情や配偶者との力関係など、生々しいイメージが湧くようになった。経験とは、世界を見るメガネのようで、いろいろ見えやすくなった。
基本的に信頼できる仲良しでないうちは、不用意にプライベートを探らないよう、晒し過ぎぬよう気をつけねばと思う。
されど、チームの人にパパやらママが多いと知るのはやはり心強い。勝手に同志として親近感が湧く。
パパさんに対しては、子育てに積極的に関わっている人だと好印象ポイントましましになってしまう。
まとめ
転職を40過ぎて子持ちになってしてみて、気負いすぎずに「職場にいる」気がする。
人と接するのが以前より怖くなく、緊張はするけれど、自然体だ。世の中、結構いい人が多いと分かっているからかも。
仕事に関しては会社に期待もしすぎないし、社畜になる気もなくまあまあニュートラル。これは年の功?
前職と今の職場はよく似ている。同業界の外資系で、仕事で使うITシステムも似たりよったり時には同じで、業界のルールなど知っておくべき基礎知識が同じなのでやりやすい。
総じて経験があるというのはありがたい!
だからこそ、知った気にならないよう、仕事では新しいことを吸収して今後も新しいことをし続けるキャリアパスにできたらなあとぼんやり思っている。
思えば3年前に職種を切り替えたから土台となる経験を活用して新しいことにチャレンジする道が拓けた気がする。でないと腰が引けて慣れたことにしがみついたかも…。
ワーママだから、危険を犯さず同じ職種でスキルや経験を積み上げたほうが良いという考えももちろんある。それもいい。ただ、ワーママ云々に関係なく、その人のやりたいことをやりたいタイミングでやるのが一番良いように思う。
以上、久方ぶりの転職で感じた景色の変化でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?