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踏み絵としての出社。命綱の在宅勤務。

会社員で、ほぼ在宅勤務で仕事をしている。  

在宅勤務の変遷

会社が認めていたのでコロナ禍前にもたまに在宅勤務をしていたが、コロナ後に完全在宅勤務になった。

今年転職し(どちらも、外資系)、採用のときに「在宅勤務は普通にできるけど、いずれ出社する方針になるかも」と言われていた。ちなみに偉い人たちから週5でないにしろ、出社し始めていた。

転職前の会社でも、海外に合わせ週3で出社推奨が叫ばれて久しかったが日本では多くの人が在宅勤務を続行していた。

ただ、推奨するくらいでは、オフィスに人は戻らなかったのだ。

だからのんきに在宅勤務を続けている。
今年も酷暑、暑いし汗だくになるし、そうそう出勤する人もいないだろう、とタカを括り。

ついに出社要請?!

うちの会社でも、ついに海外では「週3は出社せよ」と御触れが出たそう。日本の社員向けにはその御触れがどのようにアナウンスされるかに注目が集まっている。

(集めているのは私だけか?!)

正直なところ、週3でも、結構つらい。

曜日を自分で選べたらまだましだが、我が家では、小2息子が帰宅する日が2日あるため曜日を選べないと家族の生活自体をまた変えないといけない。または、夫も週3で強制出社なのでうまく予定を合わせないといけない。

盛大に揺らぐ我が家。

在宅勤務週3でもあれば御の字。でも…

自分で出社曜日を選べるか、これは大問題である。

夫の会社では、在宅勤務の日を自由に選べるわけではない。それで、「この日は出社しないと」という日以外を在宅勤務にしている。在宅勤務があるだけでありがたいが、まあこれのせいで大変だった。

たまたま、私が月に1-2回どうしても出社しなければならない日夫も出社しないといけない現象が生じた。さらにその日は、小2息子が帰宅し、通院と習い事の送迎がある日だったのだ!

よって、玉突き事故になってしまった。

まず、通院予定を前日に移動(予約いっぱいでそこしかなかった)。
そのため、前日の習い事をキャンセル、及び前日の学童を出社日に移動。
出社日の習い事をキャンセル。

なんということでしょう!

ただ、夫婦で出社するってだけで、息子は習い事をふたつ休むハメに。さらに、出社日は、学童から帰る時間に私も夫も僅かに間に合わないかもしれず、10分くらい人生初の鍵っ子をしないといけないかも…大打撃。

私の完全在宅勤務を前提に日々のルーチンを組んであるため、我が家は、私が出社すると一気にピンチレベルが上がる。

小2息子が学校から直帰宅しない日を優先的に出社に充てるが、そうした日でさえ、小学校の面談だとか学童への提出物とか、保育園児の通院とか用事が入ることがある。

小1の壁を在宅勤務勤務のおかげで乗り越えたが、いよいよ、敗北するときがきたのだろうか?!

家庭において自分が最後の砦ってプレッシャーが痛い。潰れそう。

踏み絵としての出社

つくづく、出社で社員の「忠誠心」を測られるなあ、足元見られてるなあ、と思う。

踏み絵だ。

週3で出勤せよのアナウンスの冒頭にある主語がつく。「管理職は」…

私は部下がいないのでまだ逃げられる、そうも思う。しかしマネジャー会議にも出てるし、採用面接ではかなりしつこく「出社してもらうことになる日が来る」と念を押されているのでシラを切るのが厳しい気もしている。

というか、見られてるのだ。
「こいつ、仕事をする覚悟があるのか」って。

やっぱり踏み絵だ。

日本社員にどう指示が出るかを注目しつつ、習い事を動かしたり学童を増やさないとかなあ…と気を揉んでいる。(しかし、在宅勤務のない小学生夏休みって、どうなっちゃうんだろう?!?!恐怖しかない)

過去記事の紹介

在宅勤務の記事が多すぎた!

リアルを描いた3つを貼っておく。

✏️在宅勤務と小1の壁

✏️出社で崩れる家庭運営

✏️在宅勤務の日にやる家仕事とは?

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