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働き具合というか生き具合 :)26

昨日は、家の近くのある屋台でずっとおしゃべりしてたよ。父と母と娘26歳で、焼き鳥と焼き魚とスープを売ってる屋台。

屋台のお店屋さん側に座らせてくれて5時間以上お喋りしてた。ノーマルなカンボジア人の一日を感じられた気がするよ。朝七時からお店出して、23時位に閉める。1時に寝てまた朝。6時間寝るらしい。

一日中時間気にせず、近所の人と仲良く喋って笑って、ゆっくりお肉と魚焼いて買いに来た人と喋って。そんな毎日に僕みたいな外来種が来てすごい興味津々にいろんなこと話したよ。

日本のバイトの話から、教育制度までいろいろ。なんでお給料を一時間ごとに計算するの?って聞かれて困った。カンボジアには時給っていう概念がないらしい。カンボジアはテストに合格できなかったら落第でその学年やり直しだって。先生もそこまで面倒見が良くない。っていうのも日本の見方だと思うけど。

日本落第なんてのほとんど無いからね。スヨンの研究で知ったんだけど、日本で進学には2/3の出席が必要という規定はあるけどそれを満たさなくても校長の判断で進学できるんだって。先生の面倒見が良くなければ成り立たないものだよね。


お店に人は来るね。やっぱり売れる。昼から夕方はあまり人こなくて、一般的にお昼くらいに家に帰って寝て、売れる夕方過ぎに屋台に戻る家庭が多いらしい。今回の家族は家の前で屋台してるから、親戚の人達が来て机出してゆったりお喋りしながら売ってた。

なんてメリハリのない生活なんだってのが率直な感想だね。


でも彼らにとってこの毎日が彼らの毎日なんだよね。そこから抜け出して違う生活になったら戸惑いそう。オフィスで働いて、座って何かするってなってら苦労しそう。

その子が周りの裏側にあるマーケット案内してくれた。お昼すぎに。やっぱり結構閉店。みんな昼寝しに帰ってるって。

そこでおかゆのようなスープ食べたけど、かなり美味しかった。飲み干したとき、お腹の調子が悪くなってることに気づいた。やっぱり重い。カンボジアのスープ。

その前に美味しいドーナツとパン2つも食べさせてもらって、焼き鳥もね。

スープのあとはスイカとパパイヤとドリアのようなものも。あと締めにその子の友達のすごくお菓子のようなミルクティーもごちそうになって。全部払ってくれた。最後に夜ご飯まで持たせてくれて。焼鳥とお米。お腹も心も至れり尽くせり。

                  2022.11.17

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