聴いた本『海と毒薬』
遠藤周作の『海と毒薬』を聴き終わった。ちょっとずつ、ちょっとずつ聴いた。三日坊主の私は、「ちょっとずつ」が苦手なはずだった。けれど、Audibleで「聴く読書」はなんだか新鮮で癖になり、憧れでありながらやる気が起きなかった「再読」も達成できてしまった。「1回目よりも作品味わう」という漠然とした目標(そもそも作品を「味わう」とはどうすることなのか、私はまだよくわかっていない)を達成できたかは怪しいけれど、読んだつもりになって実際はほとんど覚えていなかった内容をもう一度振り返れた