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「あなたは今、健康で幸せですか?」

みなさんこんにちは、Hiroです。

5月も終わりに差し掛かり、
学校や職場、新しい環境でのスタートを切った人も一段落する頃かと思います。

そんな時期だからこそ、
大切にしたい考え方を紹介できればと思います。


この記事は
健康で幸せな人生を目指している人
なかなか【はい】と答えられない人
様々な人がいる学校や社会で働いている人
新しい環境に挑戦している人
最近モヤモヤっとしている人

に向けて書いております。8分程お付き合いください。

「人の健康で幸せな人生は…良い人間関係である」

結論からいいますと、
人が健康で幸せな人生を歩むために
最も大切なことは

良い人間関係を築くこと

です。
これは、ハーバード大学で行われた成人発達研究の結果、導き出された結論です。

あなたは今日何人の人と関わりましたか?

例えば、私が今日朝起きてから、
家族や職場、カフェで過ごし、
そこには様々な人とのいろいろな関わりが
ありました。
今日一日、直接話した人の数(挨拶を除く)を数えてみると、117人。
(家族・職場の先生と子ども)
LINEやメールなどのオンラインで関わった人が3人。
総勢120名ぴったり!!
意外と多い数でびっくりしました。

このような数字を見ても、
わたしたちは、一人では生きていけない。
ということが分かります。

特に私が働く学校には、どの瞬間にも人との関わりがあります。

どこにでも成長とともに「ゆるみ時期」がある


人が集まっているところは集団と呼ばれます。

私が大切にしている
集団の成長という視点から、
人間の発達と同じように
どんな集団でも、必ず発達段階があります。
これは、QUテストを作った早稲田大学教授の河村茂雄先生の考え方です。

集団におけるスタートは
緊張期
 □この人はどんな人だろう?
 □どんな職場だろう?
 □これからどうなるだろう?

きっと4月の新年度や新学期、このような気持ちでスタートすることが多いのではないでしょうか?

そして次が、
緩み時期
 だいたいの人となりがわかってきた 
 なんとなく場の雰囲気がつかめてきた

ゴールデンウイークも過ぎ去った今が
まさにその時期です。

緩み時期に生じる「モヤモヤ」は当たり前

最近、職場や学校での人間関係はどうでしょうか?

すこしずつ、関わる人の人となりがわかってきたからこそ
「モヤモヤ」
っとすることはありませんか?

その気持ち、あなただけではありません。

わたしもたくさんの人と関わる中で
「なんで…」「どうして…」
などと感じてモヤモヤ・・・なんていうことが
今日もたくさんありました。

そんな毎日を過ごしていると、次第にストレスがたまり、
 □学校に行きたくないなあ
 □職場が嫌だなあ

こうして心の器がストレスで受けきれなくなっていく・・・

・・・これがまさに「5月病」の正体です!!

「モヤモヤ」と感じた時、見つめ直したいこと

では、こんな気持ちになったときはどうすればいいのでしょうか?

 お酒をたくさん飲んで発散
 筋トレをして発散
 など、それぞれのストレス解消法を実践することも大切。

 それと同時に
 「ありがとう」
 と無理矢理でも言ってみることが大切です。

 あなたは今日何回「ありがとう」と言いましたか?

 言葉は、自分を作ります。
 (あまりいいことではないですが)思わないことでも、ささいなことでも、まず「ありがとう」「ありがとうございます」
 と発することで
  
 あなたの心は「他者への愚痴や不満」から
「他者への感謝」に向かっていきます。

「水がおいしくなる実験」の話

 子どもたちに言葉の大切さを話すとき、こんな話をよくします。

 ある実験で、植物を育てます。
  Aは マイナスな言葉を言いながら毎日水をやる
   たとえば、めんどくさい、はやく枯れてくれないかな。なんで自分が水やるの。 

  B は プラスな言葉を言いながら毎日水をやる
   たとえば、大きくなってね!今日もきれいな葉や花だね!たくさん水を飲んでね!

 このA・B どちらがよく育つでしょうか?
 低学年に聞くと、「絶対B!」
 高学年になってくると、
「どっちも変わらないんじゃない?」
という反応が多くなります。

 「言葉と発育」を調べた実験。
 これは結果、どちらも変わりません。

同じように「水からの伝言」という実験も有名です。
 A は マイナスな言葉を 水にかけ続ける
 B は プラスな言葉を 水にかけ続ける
 すると、BはAと比べて、きれいな結晶になったり、おいしい水になる。

というものです。
これも科学的には関係が無いということが証明されています。

 ではなぜ、このような話がでてきたのでしょうか?
 私は「思い込み」こそが大切だという心理なのではないかと思います。

ポジティブな言葉を行動として行う先に
ポジティブな心になっていく

本当か嘘か、科学的な根拠は… 
そういう視点ではなく
人の心は「思い込み」でできている。
だからこそ、ポジティブな言葉を発していくことで、
良い方向へ「思い込み」していこう。

本田圭佑さんが同じような発言をしていました。

成功する組織の一番大事なことは
 できないことを当たり前のように口にし続け、
 それを平常化させること。
そうすることで、無理と言っていた人たちが、
口にし続けていた目標に向かうことが
そんなに悪くないような、不可能でないような雰囲気が
組織の中にいつの間にか生まれていく

本田圭佑×藤田晋 もし自分が今25歳だったら、何をするか?

1つひとつに大きな目標を口にする本田圭佑さんの考えを、裏付けるような言葉だなあと思いました。

【まとめ】「ありがとう」で変えていく


まとめです。
 1モヤモヤはだれでも当たり前であること
 2思い込みをうまく使うことで、人はよりよい方向へ前に進めること
 3「ありがとう」の言葉でよい人間関係を築く

そうすることで、健康で幸せな人生になっていくようなステキな人間関係づくりもできてくるのかもしれません。

最近子どもに話したことや一緒に考えたことが、
大人にとっても、今の自分にとっても
大切なことだなあと感じました。

ありがとうは魔法の言葉!

今日も関わる人に
まず「ありがとう」で、
よりよい人間関係を築いていきましょう!

それでは(^^)

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