食物繊維と便秘のお話
正しい便通って、どんな状態なのかご存じですか?
食べたら出す。
コレが正常。ホントはね。
だから、一日三食食べたら、三回出すってことです。
出来てる人、います?
わたしは今でこそ、まぁまぁ腸内環境を整えておりますが、まだ若かりし高校生の頃はそのような概念などありませんでした。
同級生が素晴らしく規則正しい生活をしていて、ある日
「一日三回トイレに行くよ」
と言ったときに
「ウソだぁ~。それ行き過ぎじゃない?」
その当時は、今ほど腸内環境の大切さについての情報が少なく、知りませんでした。
そのため、1日に数回もトイレに行くという友人が信じられなかったんですね。(周囲にも、そんなに立派な腸内環境をお持ちの方はいなかった)
今さらですが、正しかった貴女をからかっちゃったこと、ここで改めて謝罪しときます。
ゴメンね?
まぁそんなわけで、今に至るわけです(悪びれなし)。
さて、便通に食物繊維が大切だというのは良く知られていることですが、種類があることも知ってますか?
・水溶性食物繊維
・不溶性食物繊維
の2種類です。
ざっくり説明すると、
水溶性食物繊維 ⇒ 水に溶ける
不溶性食物繊維 ⇒ 水に溶けない
読んで字のごとく、ですね(笑)。
それぞれ役割が違います。
不溶性食物繊維は水に溶けず、腸内の水分を含んで嵩を増します。
そして腸内を刺激することによって、腸内の活動を活発にする役目です。
水溶性食物繊維は水に溶け、腸内の便を柔らかくすることで流れやすくする役目があります。
一言で食物繊維と言っても、まったく違う働きをするわけです。
なので、
「腸内環境を整える必要があるからゴボウを食べよう」
とは一概に言えないんですね。
「食物繊維を積極的に摂っているはずなのに……」
という人は、水溶性食物繊維を摂ると解決するかもですよ。
実際、お医者さんからお薬をもらっているにもかかわらず(下剤的なモノ)改善しないと言っていた知人に、水溶性食物繊維を勧めてみました。
すると、少々時間は掛かりましたが(途中で飲んだり飲まなかったりしてたらしい)、1ヶ月ほど経った時くらいから、明らかに改善したと喜ばしい報告をもらいました。
ちなみに勧めたのは難消化性デキストリン。
無味無臭で、何に混ぜても食べ物・飲み物の邪魔をしません。
色も変わらないので、気兼ねなく摂ることが出来ます。
さらにありがたい特性として、消化をゆっくりにするんですよ。
これが何を意味しているかというと。
糖の吸収を穏やかにして脂肪の吸収を抑えてくれ、太りにくくなるというダイエット効果もあるんです。
一石二鳥、三鳥にもなる、ありがたいシロモノなんです。
スゴクないですか?
特保のダイエット系飲料にも入ってたりします。
そういうものを買わなくて済むわけでもありますね。
使用量を守ったうえで、一度お試しされてみてくださいませ。
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