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①装備ゼロからデザイナー化に成功 ─20年の歩み─

はじめまして。
デザイン系の学校とは縁もなく、
最終学歴はマイナー国公立大学
外国語学部卒 の海山すなです。

そんな私がデザイナー化に至った
スタート地点あたりを
記念すべき最初の投稿にしたいと思います。


1. 業界未経験 & 30代でデザイナー化した経緯

30代でも遅くなかった
でも時間がもったいなかったので迷わず就活

大学卒業後は営業職として
数年働いた私でしたが、その後退職。

その当時私は若く、←(30だけどまあ)
その職場で得られる「スキルの限界と、将来への疑問」で
閉塞感があった為です。
(↑私個人の力量不足かもしれませんが、とにかくそんな感じです。)

そもそもお仕事の内容に魅力を感じなかった、
それが本音といえます。(ごめん当時の職場よ)

手に職を、、、と考え調べるうちに、
Macで作業するデザイン的なお仕事に憧れ、
やってみたい!と思うように。
その分野への就活を始めました。

その当時の私は32歳。
ピチピチではないけど
まだまだ勢いのある歳(自分調べ)。
知らない世界への恐れより
好奇心の方が勝っていました。

何より大好きなお絵描きしながら←
将来的に在宅で働けるかも
という(程度の)夢に心をときめかせていました。
(舐めてますね、ハイ舐めてました。無知って怖い)

とにかく、デザイン業界でも未経験者OKという
まっくろど真ん中な荒野(※私個人の見解です)に
笑顔で飛び込んだわけです。
と、そんな感じで 20年前の私は
装備ゼロで冒険の世界へと旅立つのでした。

●デザイナーといっても、いろいろ。
お仕事の内容も大きなものから小さなものまで星の数ほど。
第一歩は受け入れてくれそうなところならどこでもハッピーな就活でした。
※ 20年前の話なんで時代を感じてください。

2. NO美大卒、ゼロ装備でデザイン事務所へGO

学校に行くより未経験者採用OKの過酷環境にダイブ
お給料をもらいながら実践を積んでスキルアップ

経験も知識もほぼゼロの私は、←
求人情報に未経験者OKと記載のある会社に
片っ端から連絡を取るという、
とてもシンプルな行動を取りました。

それしか方法もなかったですし。
面接をしてくれる会社全てを受けようとしたわけです。

30代前半。選り好みしなければ
面接してくれる会社は案外ありました。
やる仕事の内容もよくわかっていませんでしたので、←
未経験者OKでデザイン系とあれば
片っ端から連絡していた私。

web・ゲーム系・印刷会社・デザイン事務所など。

面接に行って落ちること5、6社目くらいで、
初めて採用していいよとの返事をもらいました。
「予想していたより簡単」これが私の感想でした。
(もちろん、書類で落ちたところはありますがカウントしません。)

採用してくれたのは小規模のデザイン事務所。
総員7名、うち5名がプレイヤーでした。

感謝していますし、良い人たちばかりだったので悪く言いたくありませんが、
本当にまっくろな職場だったと言えます。
これはこれで長くなるので細かいことは別の機会にしたいと思います。
しかし、ここでの経験が私を「デザイナー」にしてくれたのです。

この時、季節にしたら6月頃。
きっと新卒なりが脱落した後の人手不足に
ちょうどマッチしたのかもしれません。

それもそのはず、大手スーパー・百貨店等のチラシ作成が
メインの短納期作業な職場。
デザイン要素は少なめながらも、
作業的には大盛り具だくさんでスピード重視
ネコの手でも借りたいといったところだったでしょう。

実際そういう会社は結構ありましたし、
今でもあるはず。

タイミング次第で未経験者だろうが
歓迎採用されたりします。
他分野からの未経験者が参入する入り口としては、
絶好の狙い目だったのです。

但し、面接の際に熱意や誠意を見せる必要はありました。
これはどの就活においても必要な装備とも言えますが、、、。

デザイナーとしての最初のお給料について。
当時生活ギリギリのお安めの金額でしたが、
学費を払っていると思えば十分納得できました。

ゼロからスタートでも、働いていくうち、
転職するに足るだけのスキルは十分に身につけられますから。

なんせ専門学校その他に行けば
時間もお金も余計にかかる上、
その間の収入は前職に頼る以上、
二足のわらじ生活となり、負担が大きくなります。

しかも就活の為のポートフォリオを作成するとなれば
敷居が高くなり、どんどん時間は過ぎていきます。

だったら、手ぶらで「未経験でーす」と
シンプルなやる気のみで前進した方が近道ですし、
お給料をもらいながら実践を積んで
スキルアップが可能、なんて
お得じゃないでしょうか。

未経験者→経験者に進化したら、
そのときに改めて身の振り方を考えれば良いのです。

ちなみに私は
デザインジムショ→広告代理店→印刷会社→菓子メーカーのインハウスデザイナー
って感じです。

●チラシなど短納期物件がメインで、慢性的に人手不足の会社は
よく求人を出していて、未経験でも参入しやすいはず。
とにかく当たって砕けろ精神でデザイナー化できました。


こんな感じで私の激動20年(←いまここ)の
デザイナー生活が始まったわけですが
まだまだ先は長く、険しく、楽しく続きますので
また機会があれば文章にしたいなと思います。

以上が私の#デザイナーになったわけと(いうより)
デザイナー化に至る経緯でした。

お付き合い頂きありがとうございました。

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