新しい関係性 Relationship
新しい関係性の探求
パートナーシップとは何か?ずっと考えてきた中で、ソウルメイトであるかどうかは大きな問いであり試されている。それぞれが個として存在して、自立しているとはどういうことなのか。自分という個があり、相手という個があり、ふたりという存在の中に重なり合い共通する部分がある。同じ人間ではなく、他人であり、完全に重なり合うことはないだろう。お互いを尊重するとはそういうことなんじゃないか。ベースに信頼や尊敬があったうえで、お互いの人生を応援し合えるか。
もしかしたら新しい関係性があるのだろうか?私は結局、真実の愛を彼と追求する中で、一緒に暮らして、子を授かることできたら子育てという体験をシェアしたい、できれば結婚したかったんだと思う。社会が決めたルールや形がすべてではないが、証明したかったし執着していた。その思考の枠から解き放たれ、依存ではなく自立した個同士として、対等に尊重し合あう。たとえば、日々の暮らしのパートナーは別々にいて、男と女、性の探求のパートナーに特化するとどうなるのか?異性である必要もなく、同性のパートナーだったらいいのか?何が変わるのか、実際にどんな感情が湧くだろうか、受け入れられるのか、もう想像もできない領域だ。
もう一度、出会い直す
ゼロベースであらゆる可能性を模索する中、嫌な感情や無駄な思考を一度は手放せたと思っていたのだが、いざ彼に会うと、それらが押し寄せてきて、私は自分を見失ってしまった。心も体も完全に閉じて、自分という個を突きつけられるような感覚。ちっぽけで、惨めで、孤独。
自分は誰なのか?彼は誰なのか?私たちはなんで一緒にいるのか?なんだかわけわからなくなってしまって、茫然と立ち尽くした。彼のこともこれまで築き上げてきたものが見えなくなって、赤の他人に思えた。立ち位置がわからなくなって、どういう心持でそこに存在したらいいのか、どう向き合ったらいいのか、完全に迷子になった。
鋭い、図星だ。今にも逃げ出しどこかへ行ってしまいそうな私を、じっと見つめる彼。離すまいとしっかりホールドしているが、大切なものを失うのではないかという不安と恐怖と戦っていた。
心の繋がりがなければ、肉体的な快楽だけで深い結びつきや魂の喜びを感じることはできない(少なくとも私たちにとっては)。関係性にこうすべきだとか答えもなく、一部の役割だけを切り出せるはずもない。一言に言い表せない、むしろ名前のない関係なのかもしれない。
中々今世で同じ人と出会い直す経験はないだろう。けれど、この体験を経て、原点に立ち返って、強烈に惹かれ合って引き寄せられたこと、自分のものにしたいと独占欲や強烈な嫉妬心が生まれたこと、ステージが変わってきてふたりの人生を交差されるために決断を迫られていることを感じた。
大切なのは、こんな人後にも先にも絶対いない、唯一無二の存在である。これ程までに愛し合って、何より分かり合えていることが奇跡。このプロセスをともにできる喜び。こうやって何とも言えない感情を言葉にして、話していけることが、なんてすばらしいの!どうしようもないあなたがいて、わたしがいる。あなたじゃないと絶対理解できない繊細さ、複雑性。
やっと自分たちに戻ってこれた気がする。
おかえり、尊くて愛おしい自分たち。
★★★
たくさんのスキやフォロー、ありがとうございます。真実の愛の物語を、コーヒー1杯分550円でお読みいただけます。よろしければ、カフェタイムのおともにいかがですか?作品を通して、エネルギーのおすそ分けができたら何より嬉しいです💕
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DRAGON LADY
今起こっている事実をもとに、魂の片割れのふたりのストーリーを描きます。記事1本380円でお試し読みしていただく、もしくはこのマガジンを55…
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