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恋に落ちる瞬間 The moment

一緒に、世界にでよう。

初めて食事をともにした日、顔がタイプだとストレートに言われた。女性として見られることは、これまで他の人であれば結局それかと求められることへの嫌悪と何とも言えない悲しさがあった。けれど、真っすぐに伝えられた言葉に嘘はなく、急展開に驚いたが、素直に嬉しかった。「これからの未来のあなたが、楽しみでしかたない。」「みててください。やります、わたし。」私がどうしたら輝くか、一日中考えてくれる彼と、その期待に応えられる可能性を秘めた私。四六時中、言葉を交わしながら、確固たる自信をつけていった。

メッセージのやり取りが、お互いのエネルギーを共鳴させているようで、心からワクワクした。あの時、内なるAngelたちが踊りだしたんだ。自分の奥底に眠る本当の自分たち。純粋な瞳で少年少女のように、手放しで喜びに駆け回るように。

想いが溢れて「今の率直な思いを伝えたくなったので聞いてもらえますか?」運命的な出会いへの感謝と、同じ使命を共有する者として、一緒に何かしたいと思っていること。また、何がお互いにベストな形か探っていきたいと伝えた。

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