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カイテクの仕事の魅力とは?【前編】

カイテクの目覚ましい成長を牽引しているのが、ビジネス部門を率いるBusiness Development Group Leader で執行役員の松本良太です。超高齢社会における介護・医療の人材不足を「人類未到の解決し甲斐のある課題」と捉え、業界に変革を起こす最高のチームづくりに取り組んでいます。他方で、座右の銘は「凡事徹底」。やるべきことをきちんとやる、ビジネスの基本を地道に積み重ねることで信頼が得られる、と語ります。しっかりと地に足を付けながら高みを目指すリーダーに、カイテクの仕事の魅力を伺いました。

ビジネス部門を管掌しつつ会社全体の経営戦略に携わる

ーー改めて、松本さんが担当するお仕事の内容を教えてください。

松本 カイテクの組織は、大きく「コーポレート部門」「開発部門」「ビジネス部門」の3つに分かれます。私はそのうちビジネス部門全般を管掌しています。

カイテクのお客さまは、介護施設・医療機関・障害者支援施設をはじめとした事業者様と、働き手である介護・医療従事者様の両方です。ビジネス部門には、前者を担当するカスタマーサクセスと、後者を担当するユーザーサポートのチームがあり、その2つを束ねています。なおかつ、私自身もカスタマーサクセスの一員として何社かのお客さまを担当してもいます。一方で、執行役員として会社全体の経営企画や戦略策定に携わり、業績に責任を持つ立場でもあります。

ーー松本さんが2020年にカイテクに参画されて以来、売り上げは順調に伸びていると伺っています。

松本 第一に、いいメンバーに恵まれたおかげだと思っています。20代から30代前半のメンバーが多いだけに、ビジネススキルにはまだ成長の余地がありますが、お客さまと向き合うときの熱意や誠意には太鼓判を押せます。もともと介護業界で働いたことがあるメンバーが多いので、お客さまの課題に対する解像度が高いのだと思います。ただ、これからさらにカイテクが成長するためには、他業種などのビジネス経験をお持ちの方にも加わっていただき、チーム全体の視野を広げ、さらにレベルを上げていきたいところです。

以前に比べ、カイテクをご利用頂けるお客さまの範囲も広がっています。これまでは介護施設が中心でしたが、最近は訪問介護や定期巡回などの個人宅へ訪問するサービス形態や、病院やクリニック等の医療機関からの引き合い、お問い合わせも増えてまいりました。引き続き、介護・医療・福祉業界に軸足を置きながら、業界内の様々な形態の事業者様へご利用頂ける見込みです。

これからの人生を懸ける意義のある事業と考えた

ーー松本さんご自身がカイテクに入社されるまでの経歴、カイテクを選んだ動機をお伺いできますか?

松本 私は20代半ばまで選手兼インストラクターとして水泳をやっていて、いわゆる社会人として働き始めたのは26歳からでした。ビジネスパーソンとしては出遅れた事に強い危機感があったことから、短期間で巻き返すには、組織が若く、市場や事業も勝ちパターンが決まっていないスタートアップでたくさん仕事をするのがいいと考えました。最初に勤めたのが人材系のベンチャーで、お客さまに介護事業者様も多く、このときの経験が、結果としてカイテクでの仕事にも生きています。

次に入ったスタートアップでは、入社半年で新支社の設立を任されました。見知らぬ土地でオフィスを立ち上げたり、その後は事業部門の責任を担ったりと、貴重な経験を積ませてもらいました。当時の私には分不相応な役職でしたが、そのおかげで短期間に急成長できた実感があります。

その後、いくつかのスタートアップを渡り歩く中で、より深い課題を抱えており、解決のインパクトが大きい領域で仕事をしたいという思いが強くなってきました。自身がキャリアを築いてきたのは、BtoB向けのDXやSaaSといった領域でした。

2020年前後には、社会的にも注目度も高く、トレンドの中で事業開発をしたり、新しい取り組みをお客様に提案していく活動には一定のやり甲斐を感じていた一方で、描いた絵に対して実際に提供できる価値の幅や大きさにもどかしさを感じるシーンも多かったように思われます。

そのようなキャリア的な迷いを抱える中で、「Will = 社会課題(課題の総量や度合いが大きい領域」×「Can(複数回のスタートアップの1~10経験が生きるフェーズ」という選択軸を持つようになりつつあるタイミングでカイテクには出会いました。

過去に介護業界向けに人材サービスを提供していた経験がある中で、「介護人材不足」の課題の深さにも強く共感出来ましたし、ビジネスサイドをこれから立ち上げるという自分のこれまで短い時間ながらも培ってきた経験との親和性が高かった事も魅力でした。

ーーもっと大手のIT企業からのオファーとも比較したうえでカイテクを選択されたと伺っています。

松本 正直に言って、大手のほうが提示された報酬額も高かったですし、福利厚生も非常に充実してました(笑)。何社かのスタートアップでハードワークをしつつも、結果が出ない時期が長かったので、少し落ち着こうかという気持ちもゼロではありませんでした。

ただ、世の中のインフラになるようなサービスを育てたい・広めたいという思いを30代半ばで諦めるのは少し早計だと判断した事に加えて、介護業界に一定の営業経験があったからこそ、このサービスは絶対に世の中に普及するという自信もあり、入社を決意しました。

複数のスタートアップを経験して分かったのは、新規性の高い事業が必ずしも社会性が高いとは限らないということです。これからの自分の人生を懸けるなら、社会が抱える大きな課題を解決できるような仕事に取り組みたい。そういう意味で、世界に先駆けて高齢化が進む日本の医療・介護課題に立ち向かうカイテクの事業には、大きな意義があると感じたんです。同時に、非常にポテンシャルのある、成長可能性の高い事業でもあると考えましたが、今でもその評価は変わっていません。

後編に続く

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