深煎りコーヒーの美味しい淹れ方
こんにちは。
自家焙煎珈琲caffinesのTakuyaです。
以前こちらの記事で浅煎りの淹れ方について紹介しました。
浅煎りの豆に美味しい淹れ方があるように、深煎りの豆にも美味しい淹れ方があります。
深煎りコーヒーの特徴は、苦味・甘み・コクなので、それを引き出してあげることが重要になってきます。
今回は深煎り(中深煎りも含む)の美味しい淹れ方について書いていきます。
深煎りをドリップする際のポイント
深煎りをハンドドリップで抽出する際のポイントは以下の通り。
湯温を少し低め(80°〜85°ぐらい)に設定する
浅煎りを淹れる時の湯温(90°〜95°)で深煎りも淹れてしまうと、嫌な苦味・渋みが良く抽出されてしまいます。
湯温を80°〜85°ぐらいにすることで、苦味・渋みが出ることを抑えることが出来るため、湯温の調整が非常に重要になります。
深煎りの豆には酸味がほぼ含まれていないので、湯温を高くするのはあまりオススメしません。
温度調節が出来るケトルがオススメ、しっかり湯温を管理しましょう。
注湯スピードをゆっくりにし、抽出時間を3分弱に調整する
コーヒー豆の成分は、酸味→苦味の順番に抽出されます。
そのため、深煎りのドリップは浅煎りのドリップとは逆で抽出時間を短くしすぎないことが重要。(3分弱が目安)
深煎りの豆は抽出時間を短くする(2分前後)にしてしまうと、良さが出ないので、抽出時間は余裕を持って取るようにしましょう。
ドリップスケールを使用して、時間を計って短くしすぎないようにするのが大事ですね。
逆に長くしすぎても(豆の量にもよりますが、目安としては3分半以上)、嫌な苦味や渋みが抽出されてしまうので、注意してください。
注湯回数を細かく分ける
前述の通り、深煎りの良さを引き出すために抽出時間を確保したいので、注湯回数を細かく分けるのがオススメ。
例えば1度で40ml注ぐところを20ml×2回にするだけで、深煎りの成分をゆっくりと抽出することが出来るので、良い苦味やコクを引き出すことが出来ます。
深煎りをドリップする時はじっくりと行う
浅煎りはドリップ前半に出る成分を綺麗に出すことが重要ですが、深煎りは逆に後半に出る成分を引き出すことが重要。
そのため、深煎りのドリップに関しては焦らずじっくりと行うことが大事ですね。
綺麗に淹れられた深煎りコーヒーは、苦味・甘み・コクがいいバランスになっているので、非常に美味しいです。
湯温・抽出時間・注湯回数を調整して、美味しい深煎りコーヒーを楽しんでくださいね。
最後に
SNSやブログも更新しています。
どなたでも気軽にフォローやコメントお待ちしておりますので、よろしくお願いします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?