#2021年を迎えて。―スタートアップで働く新卒1年目―

謹賀新年
よき新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は未曽有の一年となりましたが無事に新年を迎えることができたこと、誠に感謝しております。

　2020年はEC関連サービスを普及させ製造業のマーケティングを支援するような職務に従事して参りました。その中で、実際の現場に触れることで間近に感じたDtoCビジネスにおける競争環境の激化と参入障壁の低さ、主要プレイヤーのデジタル領域への本格参入は、今後の事業において一層の厳しさが表れることを考えさせられました。実際に本年から改めて担うことになるDtoC事業のビジネスモデルについて、2020年8月に報告されたSchlesinge の記事によれば、DtoCのビジネスモデルそれ自体が革新的で価値を生み出していた時期はとうに過ぎ、衰退しているとされています。
 　一方でDublinによれば、本年より責任を持つ事業が属するマーケットについて、2020年から2025年におけるCAGRは7.1%であり、期間中に1450億米ドルに到達することが見込まれております。

以上ような市場環境の厳しさと成長性、そこに身を投じることができる本年について、畏怖と同時に一興を感じている次第でございます。

いよいよ大学も卒業を迎える本年は、私にとって間違いなく大きな変化の年となるでしょう。より良い一年とできるよう精いっぱい努めていく所存でございます。

末筆になりますが、皆様にとってもこの1年が幸多からんことを切に祈念しております。これからも未熟な私でございますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。