「茶色い食べ物はおいしい」という話を聞いたことはありませんか? うちで提供する予定の、コーヒー・パン・栗・あんこetc どれも茶色くて、丸っこくてかわいいです。そんな美味しいものを食べてなごんでもらいたい、という想いから「茶豆(ちゃまめ)」と名付けました。 実際に「茶色い食べ物がおいしい」には科学的根拠があります。 この食べ物が茶色くなる現象は、いくつかの種類があり、代表的なのは、「カラメル化反応」と「メイラード反応」と呼ばれる二つの現象で、食べ物の美味しさにもとても関係し
店主の妻は長らくコーヒーメーカーに勤めていましたので、コーヒーとも飲食店とも馴染み深い関係でしたが、旦那の方は妻と結婚するまでは基本紅茶党でコーヒーを飲むときには砂糖とミルクは必須でした。 ただ一度だけブラックで飲めるコーヒーを飲んだことがありまして、それが住之江の『コーヒーロースター珈露』というコーヒー専門店で飲んだ一杯のコーヒーでした。まだ妻とも知り合う前の、もう15年ほど前のことになると思いますが、この時の一杯は「コーヒーってこんな澄んだ味がするんだ!!」と本当に感動し
「下町Cafe茶豆」の店舗は6月22日に無事オープンできまして、今日8月30日ではもう2ヶ月ほどが過ぎています。店が始まるとあれもこれもやることが出てきて、noteの更新どころではありませんでした、すいません。代わりにインスタはほぼ毎日アップしていますので日々の様子はそちらを参考にしていただければ幸いです。 工事の進行状況は、工事を依頼した「リコオジ」さんのホームページに詳しくアップして頂いていますので、そちらを読んでいただければ詳細がわかると思います。 お客様からの感想
茶豆の店舗はうちの実家の空き家で築100年以上の長屋の1部屋です。以前はお米屋さんをやっていたそうですが、阪神大震災では片隣が倒壊してしまい、長らくは空き家となっていました。立地は新長田駅や大正筋商店街からも近くそこそこには便利なところなのですが、なにせ古い々々この家をカフェになど変えるにはどれほどの金額がかかるだろうと一抹の不安を抱えて始めることになりました。 写真のこの古民家は、玄関、土間、フローリング、水場と続く独特な間取りの古民家だった為に色々なリノベーション会社さ
最近経験したコーヒーのことについてちょっと思いを書いてみます。 自家焙煎店を謳っているいる店が淹れ置きのコーヒーをお客に出していいのか?? 私が経験した2店舗は、どちらも大手のチェーン店ではないながらも、阪神間ではスペシャリティコーヒーの自家焙煎店として有名なお店なのですが、テイクアウトのコーヒーを頼んだところ、ポットに淹れてあったコーヒーを注がれました。これって皆さんならどう思いますか? 私個人の感想としては、やはりスペシャリティコーヒーの自家焙煎店を謳うのであればコ
今回の1日カフェでの売り上げの内訳はこんな感じでした。 テイクアウトコーヒー :29杯(フルーティ17杯、ほろにが12杯) コーヒー豆・粉類 :700g(フルーティ400g、ほろにが300g) お菓子:10個 売り上げ:12,300円 汚い手書きのメモで申し訳ないですが、売り上げの実数です。出展料、材料費を引いてもプラスだったので初フリマにしては万々歳でした。ただ利益は2000円ほどだったので、商売としては成り立たないですね。 今回の私たちの大きな目的が、 ・自分達で
前回に引き続いて、『フリーマーケットでの1日カフェの開き方』の当日編を書こうと思います。 今回出店したフリーマーケットは新長田大正筋のヨンバンカンニカイ様主催のクラフトマーケットでした。店舗もなく、フリーマーケットも初めての私達でも受け入れてくれた主催者様には感謝・感謝です。 会場へは開始1時間前に着きましたが、準備には時間目いっぱいかかりました。コーヒーを淹れる器具の準備・水、排水、ごみ箱・引き売り用の豆・淹れるデモなど、アクセサリー類の店よりは時間かかることを計算して
ちょうどつい先日、初めての1日カフェを行なって来ました!ということで、まだ記憶に残っている間に 『フリーマーケットでの1日カフェの開き方』 を紹介したいと思います。 1.保健所フリーマーケットとはいえ食品を商品として扱うので、素人が何もせずに出店するわけにはいきません。大抵のフリーマーケットでは主催者さんの案内にも「飲食店はご相談ください」とあると思います。私たちも主催者さんより、「保健所へ許可をもらってください」と言われ、食品衛生責任者資格保有者などが必要なのかと考えを巡
はじめまして『下町Cafe 茶豆』の中野です。 私たち夫婦は2020年11月の現在、カフェの開業を目指して準備しています。 私(旦那)の実家である神戸市新長田地区は阪神大震災で壊滅的な被害を被り、その後の復興計画も成功したとは言えず、近所には空き地が多く残り、人気の無くなってしまった商店街を見ると、少し胸が痛みます。それでも新しい住宅が建ち、若い世帯が住み、新しい街へと変わっていっています。そんな下町を元気にする一助となりたい。 そんな想いを持ったお店づくりの過程が少し