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店舗リノベーション工事①

茶豆の店舗はうちの実家の空き家で築100年以上の長屋の1部屋です。以前はお米屋さんをやっていたそうですが、阪神大震災では片隣が倒壊してしまい、長らくは空き家となっていました。立地は新長田駅や大正筋商店街からも近くそこそこには便利なところなのですが、なにせ古い々々この家をカフェになど変えるにはどれほどの金額がかかるだろうと一抹の不安を抱えて始めることになりました。

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写真のこの古民家は、玄関、土間、フローリング、水場と続く独特な間取りの古民家だった為に色々なリノベーション会社さんに見積もりをお願いしても、中々こちらが納得出来る内容のものが纏まりませんでした。殆どの業者さんが出してきた提案が、一度内部をスケルトンにして、そこから作り直す方法で軽く見積もっても700万以上かかるとのことでした。正直ほんとにこの時点で終わったんじゃないかと思いましたよ。

しかしなんとかかんとかで、最終的には元々大工さんである垂水区のリコオジさんとやっと工事契約を出来る事になりました。最初に見積もり依頼をだしてから、ここまでで既に2ヶ月以上かかりました。5社程に問い合わせて、現地視察して貰って見積もり貰って説明しての繰り返しで、これだけでも結構な労力でしたし、断る時にはとても気を使いました。

しかし、やはりここがカフェオープンにあたり1番大事なとこだろうと思います。実際にリノベーションの工事が進んでしまうと後はこちらはほぼ待つだけになってしまいますので、「自分達の予算」と「大事だと思う事」にしっかりと優先順位をつけて、納得するまで何社も問い合わせて、話し合う事を妥協しない事が大事だと思います。ちなみにうちは、この人にお金を出して信頼できるかという人柄と、こちらの要望であるフローリングを残したままで店舗の提案をしてくれる事、が最終決定の決め手になったような気がします。

次回からは工事の進行状況を書いていきます。

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