見出し画像

CADネット的、ウェルビーイングのイノベーション

本日はマーケティング部所属の私からみた、弊社のウェルビーイングについてお話しいたします。
著者である私は2022年9月にCADネットワークサービスにJOINするまで、マーケティングエージェンシーで多くの企業様をご支援してまいりました。
その視点で見た弊社のイノベーションのお話です。


管理本部をやめて、ウェルビーイング本部にしたんです。

ここ数年、社会課題をテーマにした言葉、「SDGs」や「サスティナブル」そして「ウェルビーイング」という言葉がたくさんあふれています。私がこれまでにお会いした企業様の場合だと、SDGs対策部門に人材が新しく配属されていたり、リサイクル素材の使用で原価が上がっても販売価格が据え置きで儲からないという「SDGs疲れ」という現象を耳にいたしました。
多くは、新設された社会課題対策部門が従来の管理部門に管理された状態です。
もちろん、リサイクルではなく、アップサイクルに成功している企業などもあるので、SDGsがよくないということではなく、こうした課題にどの様に向き合ったか?ではないかと思います。

CADネットがユニークに思えたのは、「管理本部」という呼称をやめて「ウェルビーイング本部」になってみたということです。組織がウェルビーイングな状態について、新しい取り組みにチャレンジしても管理部門がいないので、すごく自己完結していて新しいと思います。もちろん、30年以上続く会社なので、いきなり全部変えてしまうことはできないにしても、「ウェルビーイングってそもそも何だろう?」と考え続ければ、継続的に組織も良くなっていきますね。

心理的安全が保たれている卵 Photo by Tengyart on Unsplash

「ウェルビーイングな組織とは、心理的な安全が保たれている状態」と、私は考えています。もちろん、いろんな意見があるかと思いますが「保たれている状態」というのがポイントですので、従来の管理から刷新された新しい管理手段が必要だと考えています。
だから「管理本部をやめた」ということにイノベーションを感じた次第です。

最近また、イノベーション

イノベーションという言葉を十数年ぶりに、よく耳にする様になりました。「刷新」などの日本語訳や「破壊的イノベーション」など、色々な言葉の概念がありますが、私は「今まで当たり前に不便だったことが、改善できること」と捉えています。

前回のイノベーションが流行った時、私はある製造業の会社におり、技術的な課題を解決するような商品・サービスがたくさん生まれました。今では当たり前のSNSが生まれたアタリですね。ところが現在のイノベーションは社会的な課題を解決するものが多いと感じています。例えば、ヘラルボニーのビジネスモデルは、代表的な事例ですね。技術的な価値は、拮抗しやすいので、安く買いたいと思いますが、ブランドが解決したい社会課題に価値を見出されています。

弊社のウェルビーイング本部も「管理本部やめて、ウェルビーイングになってみた」につづいて、「中途採用ページを学歴不問に変更して」というリクエストがきました。

ウェルビーイング本部  矢下さん (イノベーターの執行役員です)

学歴とやる気は違うし、学歴を基本とした場合、大手に勝てないからやめてみる。とのこと。結果、ご縁があって早々にお一人ご入社いただける結果になりました。
本当は、もっと尖ったコミュニケーションで共感採用を実現したい。とのことですので、新しい採用ページを企画中です。(この話はまた別の機会に )

ウェルビノベーション チャレンジ

ウェルビーイングとイノベーションをかけ合わせて「ウェルビノベーション」ってどうかな? 真剣な面持ちの矢下さんからのメッセージ。

 著作者:pch.vector</a>/出典:Freepik

ウェルビーイングな組織に変えていくこと、また、その状態が保たれていることは、とても大変なことです。何か新しいDXサービスを導入したからすぐ解決できるようなものでは無いと思います。
トライ&エラーは覚悟しなくてはいけないこととしても、まず行動に移すということは素晴らしいですね。

この言葉が流行るかどうか。流行らせることまでは責任をとることが出来ませんが、会社をもっとよりよく変えていきたいという想いを感じたことが、本日のストーリーを描く動機になりました。

この次はどんなウェルビノベーションが社内に起きるのでしょうか。ちょっと楽しみです。

Topイメージ Photo by Tengyart on Unsplash


この記事が参加している募集

SDGsへの向き合い方