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【2月見たアート】今月のエモ活【印象派モネからアメリカへ、ゴッホアライブ、ナガノ展〜ちいかわ〜】

ゴッホアライブ、印象派モネからアメリカへ、ちいかわ目当てでナガノ展を観に行ったので紹介するね。

「やりたいことやったもの勝ち!エモ消費」を今年の抱負に掲げているので、毎月「エモ活」と称して楽しかったことを記録しているよ。

エモーションをガンガン揺さぶって楽しい人生にしていくぞ…!

去年は月1ペースで更新してたらエモが渋滞しすぎて一気に書くのがしんどかったので、今年は月2〜3ペースで小出しにしていきたい。

というわけで、ここ最近のエモ活を振り返っていくね😌

(エモを)求めよ、さらば与えられん🤞
Ask, and EMO will be given to you.  


▼今月観た展示

▶︎印象派モネからアメリカへ@東京都美

印象派 モネからアメリカへ を観てきたよ。

上野の周りの美術館大好き。

今回アメリカのウスター美術館から来た睡蓮が、数ある睡蓮の連作の中で初めて美術館が買い取った睡蓮なんだって。

キービジュアルにもなってるモネの睡蓮が睡蓮連作の中でも特に好きだった。水の水色の部分に筆致が見えなかったけど、あの色どうやって出したんだろう。はぁ、好き…🫶

ヨーロッパで生まれた印象派だけど、古典が重要視されるヨーロッパでは新しいモノの印象派は評価されていなかった。

アメリカは自然主義的な風景画のバビルゾン派が流行ってたこともあって、印象派も受け入れられる風土があってアメリカで人気になったとこで、ヨーロッパでも評価が上がっていったとか。

今回の展示はヨーロッパ印象派とアメリカ印象派の繋がりがわかるキュレーションになっていたので、ザ・印象派の絵ばかりではなかった。けど、モネの絵がどうやって買われたかが分かるし、アメリカの中で印象派がどう変化したかがわかる面白い展示だった🥳

コロナ禍から美術館通いを初めて4年目だけど、だんだん背景も分かるようになってきて楽しい〜!

印象派ってヨーロッパで生まれてイマイチ評価されず燻ってて、アメリカでヒットして売れ始めたと認識してた。アメリカの印象派需要に応えてアメリカにも印象派の画家が生まれたってのが今回分かったこと。アメリカの印象派ハッサムのキービジュアルになってるこの絵は暖かい木漏れ日が美しかった


アメリカニューイングランドの風景を印象派の技法で描いたもの。「ニューイングランド」って地名がよく出てきて考えたら、歴史的にはヨーロッパがアメリカ大陸に入ってきて、最初に植民地になったエリアってことだよな。とも気づいた。
グランドキャニオンの絵。鉄道が通って観光できるようになったので、宣伝のために印象派の画家に名所を書かせたんだって。
アメリカに印象派の技法が渡って忠実に守られていたかというとそうではなく、忠実な人もいる一方で印象派の技法がガン無視されたりしてたのが面白かった。この肖像画は印象派の色使いを残しつつも、人物の描き方は写実的でミックスされてる。
だからアメリカの印象派ってイメージがないんだな。なるほど。
今回面白かったもう一つが、アメリカのウスター美術館がモネの絵を買う交渉をしてた時の画商とのビジネスレターのやり取りが展示されてたこと。
「見積もりください」「一枚買えることになったのですが、上司に交渉してもう一枚買いたいのでキープできますか?」「納品書送ります」とか。
そりゃそうなんだけど、お仕事だったんだなぁと改めて実感。
ポストカードは1枚までと決めてるんだけど、どうしても絞れなくて、最近読書するようになってしおりがなくて不便だもんね!とブックマーカーも買った。可愛い。
今回は絵の撮影はNGだったので、撮影スペースにあったレプリカを撮ったよ。



▶︎ゴッホ・アライブ@寺田倉庫

めちゃめちゃに楽しかったゴッホアライブ。

朝イチだったし土砂降りだったのもあってか割と空いてて快適。

ゴッホの短い画家人生をたどる構成が分かりやすく、その時の雰囲気に合わせたクラシック音楽が流れる中で鑑賞できて楽しい展示だったよ。

画家はじめたてのオランダ時代は暗い。庶民の貧しい生活を描いたり汚い靴を買ってきて描いたり。
パリに住んでからは当時流行ってた新印象派(点で描くやつ)の影響を受けたんだって。こうやって時系列で見ると絵の変遷がよくわかる…!
ここから一気に色彩が明るくなる。
ゴッホのお花の絵、大好き
10周年リングをして行ったので記念に。


描かれたゴッホの家を再現したコーナーもすごく可愛くて中に入り込めて嬉しかった
この絵の部屋が再現されている
ゴッホがよく描いている椅子に似てる。
お前、あの椅子か…!?
19世紀後半のヨーロッパ、古典的な西洋絵画から脱却しようとしてた印象派はじめ画家の間で流行ってた日本の浮世絵。モネの着物を着せた奥さんの絵はよく覚えてるけど、ゴッホもがっつり浮世絵からインスピレーションを受けてたんだなぁ。
そういえば橋の絵は図鑑で見たな
売れてない画家の絵って何を考えて描いたかの思想が残りにくい。けど、ゴッホはずっとこまめに弟に手紙を書き続けていたから、全然売れてなかったのに大量の記録が残ってる。
手紙をテーマにした演出も。
当時の考えを知りながら絵を観れるのもゴッホの魅力だなぁ
今回はスクリーンに映像として絵画が映されるから絵画を観るのとは違う面白さがあった。100年以上前の絵が令和のテクノロジーと合わさってウネウネ動いてるの、ゴッホも見たらびっくりするだろうな…!
ウネウネ動いてるんだろうなとは思ってたけど、実際動く様を観るのも楽しい
ゴッホがゴーギャンとの同居に向けてワクワクで描いたたくさんのひまわり。
ゴッホをスマホで召喚できるシステム。
最近の展示はすごい
ゴッホガチャをやったよ。夜のカフェテリアが出て嬉しい〜!



▶︎ナガノ展@松屋銀座

ちいかわ目当てで行ったナガノ展。大人気だったよ。

ちいかわ可愛くて好きなんだよね。心に響く顔をしているし、酒と金の要素があるので中毒になってる。

ちいかわ目当てで行ったんだけど、今回初めて知ったくまのむちゃうまグルメも楽しかった。台湾グルメ旅行は行ったことある場所が出てきてアツかったな…!読んでみたい本がまた増えてしまった。
アナログで原画を描いて、PCに取り込んでデジタルにしてるんだって。なので、原画がいっぱいあった。
原画を取り込んでから完成させるまでのタイムラプスが見れたんだけど、線の美しさと無駄のない作業に震えた。絵めちゃめちゃ上手いな…!
衝撃だったのが、原画を描く時、下書きをしてないってこと。一発描きでこの美しい線になるのすごい。ムーミン展を彷彿とする。
ちいかわって可愛いけど話はシュールなこともあって、ムーミンとちょっと近い部分があると思ってる。
線画の美しさを見て余計に、描画とキャラクターデザインの天才が描く可愛いキャラクターとシュールなストーリーという意味で。
ただ可愛いだけじゃない、可愛さを自覚しているモモンガちゃん。推せる。この図々しさは私のメンタルとちょっと近い。
ナガノ先生、優しい…☺️
こぼれ話が原画の間に展示されてるんだけど、ふふっと笑えて面白かった。ちいかわちゃんがグズグズになってるの、可哀想で可愛くて好き。
ちいかわに私がハマったのは、金と酒の要素があるから。綺麗事だけじゃ生きて行けないヤサグレ社畜(私)に刺さる…!
ちいかわの中の最推し、くりまんじゅう先輩。
ちいかわの大人ファンはみんな酒と金の要素でちいかわのこと好きになっていると思ってたから、ガチ勢の後輩にくりまんじゅう先輩は不人気な方と聞いてビックリした。飲酒シーン見るために読んでるのは少数派らしい。だから先輩単体のグッズ、あんまり売ってないのか…!
仕事終わりの一杯でハーーーッとやる先輩が好き。共感しかない。
先輩はおでんの出汁を酒に入れたり、サイコーの酒のアテをつくったりする熟練の飲み方をしているので、ナガノ先生は酒好きなのではと思ってる。おでんの出汁は真似した。
コーヒーもハーーーッとやる先輩に共感しかない。
後ろで苦ってなってるちいかわちゃんも可愛い。
ちいかわたちと一緒に郎のラーメンを食べられる。可愛い…!
憧れの報酬。鎧さんの手元からにゅっと出てくる。
ポストカードは「先にトイレ行っとこ!!」に。
大事なことなので。
くりまんじゅう先輩のポスカは無かった…🍶



まとめ

最近のエモ活を振り返ったよ。

今月のエモは
・モネが初めて美術館に買われた睡蓮、良い…!
・ニュルニュル動くゴッホの絵
・ちいかわ、下書きしてないんだ!?

でしたっ!

エモ活記録マガジンはこちら。

エモーショナルで豊かな人生にしていくぞっ🥰


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