【お買い物解体新書】10周年リング〜準備体操編〜【ジュエリーの勉強と、寄り道で買ったジュエリー4つの話】
年明け早々に2024年最大の散財になるお買い物をしたので語るね🔥
本記事は、ジュエリーに目覚め、途中で４つ寄り道ジュエリーをお迎えしつつ、人生で初めて自分に二桁ジュエリーを買うまでの記録であるッッ！
本記事は連載マガジン「アラサー浪費家OLが買った服全部」で買った服について語るのが楽しすぎたので、服以外の買い物についても書きたい🔥の情熱から爆誕したスピンオフ企画。
買ったものについて徹底的に語っていくぞ🤞の意気込みから解体新書と名付けたよ。ネーミングは雰囲気と解体と買いたいが掛かってるだけで深い意味はない！（なんだと…？）
買い物アドレナリンが出てすごい長さになったので、ほどほどに読み飛ばしてね💫
長すぎて一本に収まらなかった。前編はジュエリーの勉強をしたら寄り道散財が捗った話で、10周年リングまで全然辿りついてない。
本記事はアフィリエイトリンクを含みます。私の自由意志で気に入ったものをアフィリエイト経由で貼ってるよ。（プライベートでは誰の指図も受けたくない自我ツヨ社畜なので、依頼案件はやってません🙏）
交際10周年のジュエリーが欲しい
去年、お買い物予算達成のクソデカご褒美兼、昇進祝いに大満足の一張羅バックを買ったので、バックへの物欲はなくなっている。
バッグへの物欲がなくなると、代わりにムクムクと沸き出してきたのがジュエリー欲。
夫との交際10周年をきっかけに、10周年ジュエリーが欲しいッッ！と物欲の狼煙が上がった。
🔥💍🔥
とはいえジュエリーのことは分からない
私の育った環境はブランド物にもジュエリーにも縁がない。実家にあったジュエリーは箱に仕舞われ続けている母の婚約指輪と、ティファニーのシルバーのビーンズ。祖母も伯母も周りにいた大人も、冠婚葬祭のパールネックレス以外でジュエリーをしているところを見たことがない。
祖母の形見分けとか、母から譲られたジュエリーとかそういう話を聞くたびに別世界の話だなぁと思う。
子供の頃一度だけ、母がジュエリーを買うところに居合わせたことがある。
買い物に出掛けて100均でバナナパウンドケーキの粉を買ってもらい喜ぶ小学生の私（人生の一瞬だけお菓子を焼くのが好きだった）を連れた母。
気づくとなぜかTiffanyにいて、母がじっとビーンズのネックレスを見ていた。母は気づいたらお会計を済ませてビーンズを手に入れていた。
安いものこそ大正義だと思っている母の、あの後にも先にも見たこともない目の色は忘れられない。当時の母に何があったのかは知る由もない。けど、あれは、物欲の目だ。閑話休題。
そんな環境で育ったので、ジュエリーについて、特にブランドのジュエリーについてまるで知識がなかった。
頭でっかちに選んだ結婚指輪
結婚したときにプラチナリングについてだけは勉強して「結婚指輪は鍛造でPt950のリングで、国内に自社工房を持っているメーカーで、好きなデザインッッ！」と頭でっかちに選んだ。
結婚指輪を選ぶときはプラチナ合金について勉強するのに特許も読んだ。正体を知らないものを買えないのは職業病かも。
当時は製法は丈夫な鍛造じゃなければ！とこだわったんだけど、最近の合金は鋳造でも十分強度がある。そしてそんなに修理することもないので国内に工房がなくても困らない。今思えば頭でっかちな選び方だったなと思うよ😂
けど、メーカーの研究職夫婦の我々らしい選び方のストーリー含めて、結婚指輪はとっても気に入っている。
が、私が勉強したのは結婚指輪の選び方であって、ジュエリーの楽しみ方はわかっていない。ウィンドウショッピングしても、なんだかピンとこない。
10周年リングをどう選ぶか、そもそも私はジュエリーが欲しいのかを考えるために、ジュエリー強化期間を始めたよ。
ジュエリーのこと、もっと知りたい…！
ジュエリー強化期間として、本を読んだり映画を見たり展示会に行ったり、ジュエリーの知識をせっせと集めた。
▶︎散財が捗りすぎた本
「そろそろ、ジュエリーが欲しいと思ったら」とか、それモロ私のことですが？？と買ったジュエリースタイリストさんの本。
「基本のジュエリー7つからライフスタイルに合うものを買うと使いやすいよ」と書かれていて、七種の神器がめちゃ欲しくなった。なんて物欲を揺さぶる本なの…！
基本の７つのジュエリーは、一粒ダイヤピアス、一粒パールのピアス、フープピアス、パールネックレス、エタニティリング、ゴールドバングル、シルバーチェーンのブレスレットと紹介されているよ。
本を読んだ時点で私が持っていたのは、フープピアスとパールネックレスだけ。
七種コンプリートはしてないんだけど、この中で持っていなかった二種の神器を手に入れたよ。
10周年リングを買う前の勉強のつもりが、気づいたらお買い物をしている。なぜ？？😂
▶︎本を読んで即日で買ったピアス
最近パールが流行っていたこともあって、この本を読む前から気になっていた山梨のお値打ちジュエリーメーカーL&Co.の8mmあこやパールピアス。金属は大好きなイエローゴールドのK18。
タイミングよくセールになっていてご縁とタイミングを感じ、本を読んだその日にエイヤッと購入。
ピアスは落としがちなので高価過ぎるものはつけられないし、後々読んだpepperさんの本で「予算が限られるなら、パールはお手頃に買う。国産で安くて良いものがたくさんあるので（意訳）」と書かれていたから自信を持ってナイスショッピングだったと思ってるよ🤞
冠婚葬祭はもちろん、普段のカジュアルに合わせてちょっと綺麗さを足すのにも良い万能さ。基本のジュエリー、良い…！
▶︎本の影響買い②バングル
本を読んでから基本のジュエリーの一つであるゴールドのバングルが俄然欲しくなった。
ハイブランドのK18のバングルから、シルバーにゴールドメッキされたバングルまであらゆるブランドのバングルを調査。（10周年リングは？？？）
バングルって地金の量がリングの数倍あるので、当然お値段も数倍に跳ね上がる。K18のバングルって気軽に買えるシロモノじゃないな…！と悟り、いくつかのゴールドメッキのバングルに目をつけていた。
ちょうどそんなとき。
あるブランドがブランド名を伏せてジュエリーだけを見せるイベント、匿名宝飾店を開催。
何それ楽しそう〜！と思って写真を見たら目をつけていた内の一つのむっちりバングルが。
「あ、匿名宝飾店の正体ってヨンドシーだ。」と意図せずして気づいた。ナチュラルボーン特定班である。
正体は分かったけど楽しそうなので匿名宝飾店に行ってみた。ブランドを揚げた気合の入ったイベントで、素敵な世界観の空間とジュエリーが待っててサイコーだったよ🤞
お目当てのバングルも付けさせてもらった。
めちゃ素敵〜！！
なによりネットでアレコレ意地悪を言われて知名度は上がってる状況を逆手に取って話題性に繋げる大胆な企画。こういう企画ができる勇気ある会社、推せる…！
子供の頃は毎年もらっていたけど、大人になってからも思い出したように数年に一回もらえる両親からの誕生日プレゼント。
今年は「何か買ってあげようね☺️」と甘やかされたので両親にこのバングルを買ってもらった。
去年は私が両親にダイソンのドライヤーをあげたから多分そのお返しでくれようとしたんだと思う。私は三十路を超えても可愛い愛娘（自称）なのでクレクレすればきっと毎年誕生日プレゼントをくれるんだけど、お金持ちな実家ではないので自分からは要求しない。あと、物欲はあるけどそんなに人に買って欲しいわけじゃない。
買ってもらう人に批判的な気持ちは全くない。ただ、私は物欲ドリームを自分で稼いだ金で叶える達成感が堪らないッ…！（社畜ジャンキーの目）
このバングルは五大ジュエラーのバングルに比べたらとっても安い。だからこそ、庶民育ちの私が両親にギリギリおねだりできる。
ブランドにもジュエリーにも興味がなくネットのドタバタなど知る由もない母は「ヨンドシーってデパートに入ってる良い所なのね☺️」と言っていた。ネットを見ているとついつい上には上がいるな〜と見上げてしまう。けど、等身大の価値観を忘れないようにしたい…！
アツい企業努力に感銘を受け、ジュエリー自体の良さに惹かれ、生まれて初めて親にジュエリーを贈ってもらった。とってもメモリアルなジュエリーになったよ🤞
▶︎ジュエリーの楽しみ方ってこういうこと…！
Instagramのジュエリーアカウントで有名なpepperさんの本「わたしのジュエリー365日」。ジュエリーを買うワクワク感やジュエリーを身につけるウキウキ感が等身大で書かれていて、どこか遠い話だったジュエリーが身近に感じられたよ。文章が読みやすく楽しすぎてお茶漬けの如くサラサラと入る。活字をじっくり追うのが苦手なので普段は検索読みするんだけど、コレは珍しく飛ばし読みせずに頭から尻尾まで一気に読了できて大満足。
「そろそろジュエリーが欲しいと思ったら」で紹介されている７種の基本のジュエリーの選び方の妄想お買い物が楽しくて、こうやってジュエリーを買うのか…！と勉強になった。
この本を読んだ時点では、pepperさんも若い頃に買っていた、ジュエリー初心者でも使いやすいカルティエの定番万能リング、トリニティで決まりだな…！と思っていた。リューアル直後だし、買うタイミングとしても良いよね。
▶︎本の影響買い③ 細リング
この本でアイコニックなリングの隣にK18の細リング、マリハの願いごとリングを横レイヤードしていたリングコーデが素敵だった。が、おいそれと簡単に手を出せるお値段ではない。
シンプルなK18の細リングって世の中にごまんと売っている。アイコニックではないシンプルな細リングが欲しかったので、ブランド名には課金しなくていいや、とこちらをピンキーリングとしてお迎え。
一口にK18の細リングといっても色んなリングが売ってたんだけど、シンプルなデザインと、太さ1mmのが欲しくてこれにした。細リングはサイズ選びをジャスト〜ちょい小さめにしないとすっぽ抜けるよ。（すっぽ抜けてサイズ直した人）
▶︎ジュエリー今昔話がたくさん
ジュエリーを楽しむ感じは分かったので、知識を埋めるか！と選んだこの本。時代の流れで読む世界史というよりはTiffanyやCartierといったブランド創始者の話や、ダイアモンドやパールなどメジャーな宝石の話、古代からのジュエリーなど様々な時代のテーマでジュエリー今昔話が読める感じ。読み物として楽しい。
特にパールの話がアツかった。かつてパールは天然から少しだけ取れる希少価値の高いものだったけど、日本で発明されたパールの養殖技術は凄まじく、欧米の天然真珠の価値が暴落。市場を日本の養殖パール あこや真珠が席巻したんだって。へぇぇ！（感服）
これは昔のパールの話だけど、今価値がある宝石だって将来的に技術の発展で良い物が大量生産され、価値が暴落する可能性もあるってことになる。実際、人工ダイアモンドの出来栄えはどんどん良くなっているんだって。
市場価値はひょっとするとひっくり返ることがあるかもしれない。だから、自分の感性を大切にジュエリーは選びたいな😌
（まぁ金とかプラチナとかは元素そのものだから、まず暴落しない。だから投資対象になるんだろうね。）
パールは日本の特別なものと分かって日本のパールをどんどん付けていきたいな〜とパール欲がムクムクと…（フラグ）
▶︎本の影響買い④ バロックパールネックレス
パールが流行っているところにこの本が燃料を投下したので、パール熱が燃え上がった。（すぐ燃える物欲）
私が持ってるパールは前述のピアスと、義母にもらったTASAKIのパールネックレス。
まんまるパールは正統派な印象だけど、最近流行りの自然に出来た歪な形がそのまま残っているバロックパールはカジュアルなイメージ。
TASAKIは冠婚葬祭用のとっておきなので、カジュアルに普段使いできる国産バロックパールのネックレスをお迎えしたよ。
デコルテが開いてる服が何か好きじゃないんだけど、パールで首を囲って仕舞えば大丈夫なことにも気づいた。
売り切れてるのでroomに引っ張ってきた。もう売ってはいない。
他にもブルガリの映画を見たり、前から趣味のジュエリーの展示イベントへ出かけたりして、ジュエリー熱を高めた。
五大ジュエラー、ブルガリのハイジュエリー作りの話。ハイジュエリーって宝石ゴロゴロだから、まず産出地に宝石を探しに行って、特別な原石からインスピレーションを受けて作るんだって。へぇぇ。
ジュエリーもブルガリの世界観もグレイテストショーマン 以来の推しであるゼンデイヤも美しくて眼福。
約半年間のジュエリー強化期間を経て、不安にならない程度に知識がついた。
何なら知識をつけるだけでは物たらず、4つもお買い物してしまった。反省も後悔もしていない。
そして、
やっぱり、交際10周年リングが欲しい。
と、決意も固まったので、満を辞して10周年リングを選んでいくぞッ！
まだまだここからが本番なんだけど、ジュエリー武者修行をしたり寄り道散財していたら長くなりすぎた。（約5500字…😂）
ので、後半に続くッ！
10周年リング購入報告、完結したよ👆
読んでくれてありがとう！サポートよりもスキ・シェアがもっと嬉しい🥹 楽しく答えるマシュマロ↓ https://marshmallow-qa.com/acdcnhi0itawcxy?t=SgZ2cT&utm_medium=url_text&utm_source=promotion