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「アラフォー時代。大人友達の作り方」-この歳からの友達って、もしかしたら人生最大の幸せなのかもしれないなって思った話。あと、ラナデルレイ のアルバムがいい。

「友達ができないんです。」

そんな相談を後輩から受けた。
30代中盤。そこそこイケメン。営業もそれなりに上手くて、趣味もある。
もし、自分が婚活市場にいたとしたら、食いつきそうな案件である。

でも、仕事以外で友達ができないらしい。
ちなみに、SNSではTwitterなどを駆使しして、やりとりしている人は多く、DMからLINEでのやりとりはしているらしい。

それでも、リアル案件には繋がらない。

何故なんだろう。だって、共通の話題はあるわけで・・・。

そこで、考えてみた。自分も大して友達が多い方とは言わないが、彼に何が起きているのか。

そもそも、何気なく使っている「友達」という言葉の定義を考えてみた。
だって、小さい頃からなんとなく幼稚園や、近所、そしてクラスメイトなどで話して、遊ぶ存在を当たり前のように「友達」と呼んでいたからだ。

```
デジタル大辞泉、「コトバンク」の解説では以下の通りだ。【互いに心を許し合って、対等に交わっている人。一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人。】
```

らしい。確かに。そんな人たちと仲がいい。

では、「趣味の話だけをする年齢の違う人。」はどうなのか。無礼講でないと友達と言えないのか。
自分の周りを見渡してみると、確かに・・・友だちとは言っていないかも知れない。いや、敬語を使っても、なんでも話せて、対等に交流をして、一緒に遊んでいる人がいる。

確かに、コトバンクさんのいうように、それ、「友達」だよ。

で、友達とは何かがわかったところで、本題に戻る。

後輩は悩んでいるのだ。「友達ができない」と。

僕はここ2年、急に友達が増えた。仕事のお付き合いだとか、無理して趣味サークルに参加とか。
そう言うのではなく、純粋に「好きなものが同じだったから語り合う」友達が増えたのだ。

「何してたんですか?」とよく質問されるんだけど、単純だった。

色々な場所に行く
とにかく好きなものについて、語り続ける。
好きなものを純粋に知識ではなく、「なぜ、どこが好きなのか」を人に伝え続ける
頼まれてもいないのに「相手が触れるメリット」を考え抜き、宣伝マンになっている
誰よりも好きなもの(映画、舞台、ライブ)の回数を偶然みていた。
ただ対象物に触れているときを楽しむ

だけだった。

あとは、世の中に溢れる素敵なカルチャー、コンテンツのクオリティが相手との距離を縮めてくれる。

だから要は、「好きなものがあれば恥ずかしがらずにとにかくうまく伝えられなくても好きだよ!」って伝えること。本当にそれだけ。

誰かが必ず覚えていてくれるから。

そして、仕事抜きで大人になってからの友人は「濃い」。とにかく「濃い」。

生活の変化によって(仕事、結婚とか)で、1度何かを諦める日がくる事も事実。でも、好きをやめなければ繋がりができるのもそれまた事実なのです。

もし、10代とかで学校で友達ができなくて悩んでいても、本当に身近な人に「好きなこと」を恥ずかしがらずに伝えてみて。

あなたが好きなものが世の中に存在し続けているんだから。同じものが好きな人、絶対にいるよ。

でね、最近の好きなもの!!!!

8月30日にリリースされた、NY出身のシンガーソングライター、 Lana Del Rey (ラナ・デル・レイ)、2年ぶり通算6作目となるニューアルバム「Norman Fucking Rockwell」がとにかくよかった。

Fun. や Bleachers として知られる Jack Antonoffが、本人と共にプロデュースに当たっている。

クラシックロックマナーのトリップポップを聴きながら神宮外苑から原宿を歩いた。僕の心はただ、夢見心地だった。

来日公演は叶わないのかなぁ。

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