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美容に天職をみつけた男(前編)

#就活 #キャリア #美容 #化粧品 #ダブルスクール #営業 #販売 #プロ意識 #UX

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【前編】セールスエキスパートになるまで

本日は美容業界屈指のセールスエキスパート、山本さんにお話しを伺っていきたいと思います。

<リンク>
中編「NO.1の仕事の流儀」
後編「MBAを学び、ベンチャーに転職」

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現在はコロナ禍の影響でほとんど在宅勤務、ということで、なんとご自宅にお邪魔してインタビューさせていただいたのですが、

「・・・本当に “男の一人暮らし” ですか?」

と、思わず聞いてしまうくらいの、化粧品、美容グッズの数々!
(しかも、お部屋もすごく綺麗!)

山本さんから気になる化粧品のお話しを聞いていると、全部買ってしまいそうなので(笑)
さっそくインタビューを進めていきたいと思います!

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美容業界への強い思いと多忙な学生生活

- 美容業界っていうと、圧倒的に女性のイメージが強いですが、山本さんが美容業界を志した理由は何だったのでしょうか?

完全にドラマの影響ですね!
中学生のときにみた『ビューティフルライフ』の木村拓哉がかっこよくて、美容師になりたいって思ったのがすべての始まりです。

高校卒業後は4年制大学(経済学部)に進学したんですが、やっぱり美容師の夢が捨てきれなくて、通信の美容学校にダブルスクールで通っていました


- すごいパワーですね!忙しくて遊ぶ時間なかったんじゃないですか?

いえ、めちゃくちゃ遊んでましたよ!
週3回はサークルでテニスやっていましたし、アルバイトも居酒屋とアパレルを掛け持ちしていました。
大学の勉強は、する気も時間もない、ダメ学生でしたが…。

でも今思うと、「忙しいなかでも器用に様々なタスクをこなす力」が、この時に養われたのかもしれないですね。


- 就職活動では、どんなことを意識されていましたか?

美容と経済、せっかくだから両方活かせる仕事をしようと考えて美容業界1本に絞りました。

異業種ですが、父親がメーカーに勤めていたことや、自分自身も人と話すことが好きだったので、特別なキャリアプランなどはなく、自然と美容業界の営業職になろうって思いました。

家族の話しを少しすると、一社を勤め上げた父の大きな背中と、専業主婦で大事に育ててくれた母に加えて、11歳年上の兄と、9歳年上の姉に大変可愛がられて育ってきました
なので、典型的な末っ子気質です。
社会人として働き始めてから「人の懐に入るのがうまい」って褒められることが多々あったんですが、きっと家庭環境のおかげなんだろうなって思います。

結果として内定は、内資と外資、それぞれからいただいたんですが、
「オフィスがきれいだったから」という理由で、外資系メーカーに決めました。
それから13年半、本当に楽しく働くことができました。

営業相手は美容師さん、商材は自分の大好きな化粧品。
まさしく「天職」といえる職業に就くことができました。

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セールスエキスパートへの道

- 入社後、スゴ腕営業マンになるまでのお話しを聞いても良いですか?

スゴ腕って、まぁ、そうなんですけど。笑
でも当たり前ですが、最初から売れたわけじゃないですよ

入社したときは、会社にとって7年ぶりの新入社員で、同期は4人。
入社後半年間の研修を終え、大阪支店に配属されました。

これが自分にとって、大きな転機でした。

何せ、生まれてから一度も東京の実家を出たことがなかった自分が、縁もゆかりもない土地で一人暮らしをするなんて、夢にも思わなかったので。

東京と大阪、文化の違いに戸惑いつつ、初めてひとりで生活をする苦労もありつつ、仕事上の大失敗で鬼怒られたりもしつつ・・・。


- 鬼怒られるって、いったい何したんですか!

えっと、代理店向けの講習会で、あきらかに準備不足で、当時職場で「仏」といわれていた先輩をガチで怒らせてしまいました
基本は褒められて伸びるタイプなんですけど、この時ばかりは本気でヤバイ!って思って、仕事への向き合い方の真剣度が、ぐっとあがりましたね。そのあとは、とにかくがむしゃらに頑張りました。

今思うと、本当に未熟だったなと思います。
約束すっぽかして出禁になるとか、ありえない失敗もしました。
それでも上司やお客様、周りの方に本当に恵まれて、何とかやっていくことが出来ました。


- 新人あるあるだと思うんですが、環境変化とのダブルパンチ、精神的にもキツかったのでは?

いやもう本当に、当時支えてくれた皆さんには感謝しかないです。
今もそうですが、周りの人に恵まれたから今の自分があります。

営業として変われたのも、お客様がきっかけをくれたんです。
とにかく最初の数年は全然売れなくて、なんでダメなんだろうって、いっぱい悩みました。

で、あるとき、お客様に言われたんですよ。

それは山本さんの都合でしょ?」って。


- お客様にそれ言われるの、キツイですね・・・

すごく ”ショック” でした。
これを言われて、あぁ、そっか、俺、自分のことばっかり考えてたわーって。

それに気付いてから、営業スタイルが大きく変わって、売れるようになって、20代半ばからは社内コンペでTOP10の常連最終的には1位まで上り詰めました。


- えっと、「褒められて伸びるタイプ」は嘘ですね?

嘘じゃないです!いっぱい褒めてください!笑

- よっ!日本一!(本当)

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大阪 before after (写真あり)

- 山本さんの当時のお写真をいただきましたが、大阪で鍛えられる前と後、ですかね。とりあえず、どっちもイケメンです!

ありがとうございます。笑
自分的には劇的ビフォーアフター!ってくらい、別人になって帰ってきたんですよ。


- たしかに、目の輝きと、あとスーツの着こなしが違うかも!

やっぱり美容業界なんで、人は見た目が9割です。
自分が見た目よくないと、説得力ないじゃないですか。
(新人時代、若いのに肌あれてる・・・恥ずかしい・・・)


- ちなみに今(トップ写真)はおいくつなんですか?

35歳です!


- 年齢不詳すぎる!!

だってプロだもん!笑
美容の仕事してるんだから、いつまでも綺麗でいなくちゃね。

こういう姿勢的なところ、「プロ意識」が、大阪時代一番身についたところかもしれないですね。

【中編】No.1の仕事の流儀
(仕事のために7キロのダイエットをした理由)

【後編】MBAを学び、ベンチャーに転職
(D2Cで、もっと "お客様の近く" にいきたい)