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フィルムポートレート撮影会第2回

5月にこんな企画に参加しました。

とても楽しかったです。
学生時代、部活で他校との交流があったりするじゃないですか。そんな感じです。
たまに集う同好の徒。練習の仕方を意見交換したり、同じ悩みがあったり。

と、いうことで2回目を持ち込み企画として開催していただきました。
主催兼モデルはお馴染み奈良岬さん。
今回はミニ企画も色々持ち込み、実現して頂きました。
また、ロケーションイメージや花火シーン、企画のシチュエーション考案等はYUUKIさんにご協力頂きました。

フィルム交換会
 フィルムをボックスに入れ、入れた分だけ引くシステム。今回も強者が。
シチュエーション撮影
 細かなシチュエーションが記された紙がボックスに入っているのでランダムに引く。引いたシチュエーションをその場で解釈して演出する。
オンライン発表会
 後日クラウドで写真データを共有して見せ合うもの。

フィルム交換会で私が引いたもの。k-14現像フィルムとは大変貴重で全く使い道のない強者だ。(大興奮しました)


前回より更にパワーアップし、新たなご参加者さんとの出会いもあり、とても楽しく、そして、ご一緒した皆さんへの尊敬と愛着もひとしおです。

ポートレートをフィルムで、というのはやはりニッチなのでしょう。自慢の愛機、自宅に眠る目覚めることはないコダクローム、愛用フィルム……皆さんのフィルムや写真への想いが沢山伝わってきました。

そして何より、写真そのものに各々皆さんの温かい想いや優しさ、個性が表れていることに、とても幸せを感じました。

Kodak ultramax400
マリアヴェールは参加者カズイさんの持ち込み

この会も2度目ですが、不思議なことに、皆さん素晴らしい作品を撮られます。
そして、皆さんの作品は各々異なるのに、皆上品で、素直で、優しいのです。
それは単に、テクニックが高度であるとか、黄金比の構図だとか、そういった言葉で表されるものではないのです。

もちろん、経験があれば、自然と整った無駄のない安定した写真を撮れるでしょう。それは素晴らしいことです。
ただ、それが自分の心と素直に繋がっていなければ、写真には何かそういったものが写ります、もしくは、何も写りません。
その瞬間を楽しんでいなければ、一枚もベストショットを選べません。
皆さんの作品を見ていると、時折撮影時の感覚に共感することがあります。
そのことで、会を楽しんでもらえたことを実感でるのです。

ちなみに、会を楽しんでもらう等と非常に企画者目線ではありますが、私自身企画を持ち込んだだけの一参加者です。
参加分は十二分以上に楽しませて頂きました。

フィルムの何が良いか、写真のどこが好きか、どんな写真を見たいか、どうやって写真を撮りたいか、全ては人それぞれです。
参加者皆さんフィルムが、写真が、ポートレートが大好きです。
デジタルと併用する人もいますし、写真以外の好きなものはバラバラだったり、ポートレートが一番好きだったり、元々は風景や植物を撮っていたり、二眼レフが好きだったり、モノクロが好きだったり、人それぞれです。

ニッチな会にはたくさんの「それぞれ」が集まりました。それらを、フィルムやカメラを通して尊重し、讃える会であったような気がしています。

ultramax/lomography Daguerreotype Achromat Art Lens
PORTRA800/lomography Daguerreotype Achromat Art Lens
中秋の名月でした
HP5+/SPUR Speed Major
Lomography Daguerreotype Achromat Art Lens


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