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ぬか漬けBBQ

ぬか漬けを作っていると、ぬか床が水っぽくなる。
そんな時、私は干し椎茸を入れていた。椎茸は生でも食べられるので、ぬか床の水を吸った干し椎茸は、そのまま食べている。

ある時、ぬか床の余計な水分を吸い取るのに高野豆腐を使う人がいることを知る。
それで試してみたのだが、あまり美味しいとは思わなかった。というのも、高野豆腐のぬか漬けは何故か脂っこい。
私はドーナツや串カツなど脂っこい食べ物も大好きだが、ぬか漬けで脂っこいのはちょっとイケていないと思った。
それでずっと干し椎茸で水分調整をしていた。

ところで、我が家からそう遠くない場所にあるデイリーヤマザキというコンビニで、茂蔵というブランドの大豆ミートが売られていることに気付いた。

私は大豆ミートを食べることには消極的だった。というのも、近所のスーパーで売られている大豆ミートは添加物まみれだから。ところが、この茂蔵の大豆ミートは添加物らしい添加物が使われていない。成分を見ると、高野豆腐よりも低脂肪・高タンパクである。

それで試しに「鶏肉みたいな大豆のお肉」という名前の、唐揚げにちょうど良さそうな大豆ミートを買ってぬか床に入れてみることにした。なお、この商品は、これを全部唐揚げにして盛大に唐揚げパーティーをするなら2人分だろう。多すぎず少なすぎない手頃な分量である。それでいて値段は160円である(コンビニなのに)。これくらいなら失敗しても、まぁ構わないかな、と。

なお、今回、私のぬか床は「ちょっと水分が増えてきたぞ」という段階で、何が何でも早急に水分対策をしなくてはならないという状況ではなかった。ただ、できることなら毎日きちんと野菜も漬けながらコンスタントに大豆ミートのぬか漬けも食べられたらと思う…低脂肪・高タンパクな食品を摂ることで少しは痩せたいからね。

大豆ミートのぬか漬けのレシピ

色々と試した結果、丸々2晩くらい漬けたほうが美味しいことがわかった。食べる時、私はぬかを洗わずに食べるが、この鶏肉みたいな大豆ミートに関して言えば、七味唐辛子をかけて食べると美味しい。
別に私は肉肉しさを追求する気はないし、どんなに頑張っても大豆ミートは大豆ミートである。ただ、それでも焼き鳥やBBQ のような感覚でこの大豆ミートのぬか漬けを食べるのは気に入った。

まぁ、私としては七味唐辛子がイマイチだったら、カレーパウダーをかけてみるつもりだった。それでもダメなら、適当なビニール袋にヨーグルトとカレーパウダーを入れて混ぜたものに突っ込んでから食べようと思っていた。
更に、それでもダメなら焼くことも考えていたが、熱を通してしまってはぬか漬けにする意味が薄れてしまう…乳酸菌などありがたい菌を殺したくないからね。

懸念事項とお断り

ところで、これは私が今回のぬか漬けを作る上で疑問に感じていたことなのだが、この茂蔵の商品パッケージに「必ず加熱してお召し上がりください」といった注意事項が書かれていない。書かれていないなら大丈夫という保証はない。ひょっとしたらメーカーさんは「加熱して食べるに決まってるだろう」「そんなの常識」という感じでパッケージに記載しなかったのかもしれない。
なので、この記事を真似て作る方は、自己責任でお願いします。

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