病裂/ヤマザキ

音楽を作ってます。日記的なものです。

病裂/ヤマザキ

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最近の記事

なんもかんもくだんねえ

なんもかんもくだんねえ ぐたんねえ夢とか説教とか音楽観とか聞き飽きた いつまでもぐちぐち争っている世の中で そんな中に少なからず身を置いている 何を競っているのか 再生回数? 大事だけどさ 音楽が身体的なレイヤーから離れていく データ化されてコピペ可能な コストの低い大量生産の権化になっていく データにアクセスすればいつでも誰でも聴ける 素晴らしいことなのに 原始的な音楽のあり方が消えていく その場、その時生まれるだけの音楽が無くなる 空間はネットの海に拡張されほぼ無となり

    • 中学生の頃みたいには浸れない

      夏が終わった 毎日毎日を過ごしながら終わった夏を噛みしめつつ、夏の間には笑っていられたはずの人とぎこちない会話で誤魔化しながら、不意に自分一人が取り残されていることに気付いた いつだって、いつだって一人だった 何かで隠していて、忘れかけていた感覚が秋の肌寒い風と日の早く落ちる昼に呼び戻されて、中学生の時の自分が大きくなって歳をとって今ここにいた 一人だった この疎外感は人と接しているかどうかの物理的なものではなく、人と話しが出来ていない、ただ言葉の交わし合いをするだけ

      • 歌詞と解説「ドロップアウト / ヤマザキ - 初音ミク」

         先日ボーカロイドで半年ぶりにMVを公開しました。  ほんとか嘘かわからんけど歌詞をくれという声があると相方(涼太)が言っているので、noteにて公開します。  以下歌詞です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ドロップアウト 少年少女は前を向いた このままじゃいられない どうせ最後は死ぬ運命なんでしょ 茫然自失の影のようじゃ 生きてるかわからない 染め上がる前にドロップアウトしよう 何度も嗚咽した日々の中を クラクションの上 錆びついた月が笑った 態度の腐敗

        • 再生

          ドロップアウト / ヤマザキ - 初音ミク

          アニメーションMVを公開しました。

        なんもかんもくだんねえ

          純粋な疲れ、ヤバすぎる

          純粋な疲れ、ヤバすぎません?? コロナ渦の自粛解除の反動か、仕事が突如忙しくなった上、6月の休日の殆どをバンドの活動準備に当てたら、流石に体力が底をついた。 生活としては充実してたのでやり切れたのだけど、純粋に疲れた時って何もかもどうでも良くなるので真剣にTwitterを消そうか悩んでしまった。疲れてる時は謎のメンタリティになってしまうので気をつけよう。 最近、ボカロの新MV公開に向けて動いてます。バンドも新作に向けてレコーディング進めてます。Twitterを非公開にしたの

          純粋な疲れ、ヤバすぎる

          踏み外す

          M3でコンピに新曲入りました。「ドロップアウト」です。かなり曲は聴きやすいと思う。手にしていただいた皆様いかがでしたでしょうか。 歌詞にはかなり日常感じている嫌悪感が詰まりました。もうニュースとかSNSとかで語る人々を一切見たくない。疲れた。いろんな人の心ない言葉が社会的な抑圧として個人を貶める。悪、異物、敵、あらゆる言葉の限りで形容された途端に磔にされて排除する。みんな気持ちが良さそうだ。そういう奴らはみんな完璧な状態しか許さない。不完全なものは責める。弱いことは悪。相鉄

          英語の日本詞 Mitski Pink in the night

          みんなはどのくらい音楽を聴くとき歌詞を気にしているだろう 邦楽は特に歌詞における比重が大きい音楽圏だとかなんとか 実際日本で親しまれている曲は音楽的なところよりも、共感(想像)出来る歌詞かどうかの方に理由がありそうな気もする。 バンドで言えばなんだろう back numberとかmy hair is badなんかは良い例なんじゃないだろうか 楽曲の面白さや引っ掛かりよりも、歌詞にその真意があり、メロディーと共にイメージを施すような音楽 時折こういう日本的嗜好に物申したがる音

          英語の日本詞 Mitski Pink in the night

          Bon Iver Zepp Tokyo

           ライブに行った。1/21 Zepp Tokyo。音楽を聞かない期間が定期的にあるのだけど、ライブ前は本当に何も聴かなかった。ライブに向かう途中でアルバムi,iを聴いて、あまりに美しい音楽とりんかい線の透明感で人生の最終回が来たんだと思った。  Bon Iverを信仰して20代前半を生きてきた。音楽として楽しいからとかではなくて、理由のない不安や憂鬱を抱えて過ごして、心と対峙することが増えて、雑念や葛藤を忘れるために祈る音楽としてそこにあった。   眠る前に、頭をめぐる思

          Bon Iver Zepp Tokyo

          胃が死んだ

          胃が死にました。 頻繁に酒を飲むようになった事と突如予想もしない人から連絡が来てビビり倒して吐き散らかしてたら胃が死にました。 最近は孤独です。話す人がいません。一人夜を過ごしてたら胃が死にました。 いつのまにか胃が死にました。 仕事でふに落ち無いことをたえてたら胃が死にました。 皆さんは元気ですか。 僕は胃が死にました。 胃が痛え。

          透明の町

          ふと思い出した 中学生くらいまで僕の頭の中には架空の街があった 海辺の町で建物は石造りのものが多い 洋風の建物が狭く並んでいてその細い路地を抜けると暗く先の見えない海が見える 時刻はいつも夕暮れで窓際に小さな花瓶が並んでいるけど人は誰一人いない 時刻としては秋か春くらいの午後2時の夕暮れ 人は気配がしないとかではなく元々存在しない 古い遺跡のように人の営みの跡だけが残っていて、でもそれらの人はもう存在しない そこには町だけが存在していた とてつもなく孤独で胸が痛いほど悲しい町

          いい曲

          いつ聴いてもいい曲 yutaka hirasaka https://youtu.be/oAJwH4arsoc 安らか

          初音ミク「狂狂」について

          今やすっかりツイッター上に現れず、存在しないかのようになってる私です。 それでも曲を出すと聴いてくれる人が少なからずいて、せっかくなので少し自分の曲に触れていきたいと思う。 この「狂狂」、割とタイトル読めなかった人がいるみたい。 適当に曲に合わせたからそりゃそうだよね、ごめんなさい。「くるくる」と読みます。 ボカロで曲を出すようになって一年と数ヶ月、あまりに自分の精神面や音楽的嗜好が変わりすぎて、最初の三作くらい(〜リメンバ・アイラブユ)までのような曲が作れなくなってしまっ

          初音ミク「狂狂」について

          日記的なものです。

          あまりにもtwitterを見なくなってしまい、何か発信はしたいけどツイートだと気が向かないなってことで改めてnote作りました。 自分の音楽の話とか、人の音楽の話とか、つらつら考えていることとかを公開します。 気力があれば自分の曲の話します。 多分長続きしません。 内容も追記したり変更したり消したりすると思うのであしからず。 特に意義のあるものではないですが、よかったら読んでね。

          日記的なものです。