34.伝説のモッズ映画が撮影されたBrighton
↑前回のお話はこちら。撮影日当日の朝のお話!
午後やっと始まったモデル撮影
Brightonの海岸は砂浜ではなく、小石が集まった砂利でできてる。
コロコロとした大きめの石。近年はわからないけど、基本的にイギリスの気候は涼しいから焼石のように熱くなることはない。
海に入ったとしても、体や水着に砂がつかないのはめちゃくちゃいいよなぁと思う。
そんな久しぶりの海を見ながら、私の好きな映画「ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日(Angus, Thongs and Perfect Snogging)」の撮影地もここBrighton。あと忘れてはならないのがMODS映画の金字塔「さらば青春の光(Quadrophenia)」
なんで邦題と英題がこんなにかけ離れてるのかは謎。そんなことは置いといて大好きな映画の撮影地Brightonに私は来ていた。
マリウスが衣装に着替えてきた。
リネンのブルーのシャツがとてもよく映えた。
素敵だった。
あとはとにかく撮影した。
私はだらだらと長引く撮影が嫌いで、1時間なら1時間で終わらせたいタイプ。
もちろんちゃんと仕事はする。早い・キレイ・イメージ通り+イメージ以上のおまけ付きで日本にいる時は売ってた。
この日も撮り高もあるし、もうええやろ。ってくらい撮影したけど、
マリウスはもっともっと。という欲で、思いっきり私を振り回した。
撮影の後の編集考えたら目眩がする・・・。という量の写真を撮った。
日が沈むまで撮らされた。へとへと。
撮影まではよくても、編集って結構大変な作業なんですよ。
私の持つStudent visaはお金を稼いじゃいけないビザなので、無償でやらなきゃいけない。流石にキツかった笑
そんなことは置いといて、陽が沈むまで撮影した。この頃は夜8時でも全然明るい。
夕陽に輝く海が美しかった。
海はどの国であろうと無条件に美しい。
車で高速道路を走ってロンドンに帰る。
陽も東の空は結構暗くなってた。車内の時計を見たら日付が変わっていた。
家について、荷物を下ろしてそのまま寝ないようにすぐシャワーを浴びる。
長い一日だつた。
プロポーズまであと492日
Brightonで生まれた青春映画
映画「ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日(Angus, Thongs and Perfect Snogging)」
女子高生の思春期、恋をして大人になっていく日々を描いた青春コメディ。乙女の悩みもコミカルに描かれて、BGMはUKポップロックが目白押し。
なにより、イギリス英語の教材にもなる。難しい言葉は出てこないし、このセリフ好きだな!と思えるような使いたくなるフレーズがたくさん。イギリス英語学習者、UK好きにはおすすめしたい映画です。
MODS映画の金字塔「さらば青春の光(Quadrophenia)」
イギリスのロックバンド、ザ・フーのロックオペラ・アルバム「四重人格」を原作とした映画です。主人公が映画の核となるシーンでいつもロンドンからブライトンにベスパで行くのですが、最後衝撃の痺れまくるシーンが撮影されたのもこのブライトン。最後のシーンがほんとにね、とにかくかっこいいんです。あとモッズファッションもすごくカッコいいです。
でもロンドンからブライトンまで車で行って結構時間かかったんですが、主人公ジミーは、その距離をベスパで行ってるんです。しかも2回も。あらためて主人公ジミーは結構気が狂ってたんだな。と思いました。笑
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