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移住して約1年後の仕事の変化。廻り道の先にやっていきたい事が見えて来た

移住してあと少しで1年になる。

仕事は移住前からずっと個人事業主。

少しのIT系の知識を元に起業して、Web周りの仕事を出来ることは何でもと、13年やってきた。

移住前に在宅仕事は得ていたけど

上の子のサポートが必要だったので、仕事量も期日もコントロールしたいと動いてきたが。

なかなかその辺り順調とは言えず、無理して消耗していたと思う。

それでも長年やっていたら、多少はつながるもので。

在宅で以前よりはコントロールがしやすい仕事を得ることはできていた。

移住後の回復から変化

移住後、新生活のためにと多忙な日々ではあったものの、水が合うというのか、長い間すり減らしていた部分が埋まるように回復していく。

「この場所いいな」

「これいいな」

「ご近所さんが作った野菜もらった、嬉しい」

多分鈍っていた自分の感覚が働き、感情が動いた事柄を発信してみたいと欲が生まれた。

今まで住む場所が好きか嫌いか、合うか合わないかなんて、意識せず生きていたのに。

40年以上生きた今初めて「この場所が合う」から住み続けたいと感じている。

その気持ちを持ちながら、移住の時にお世話になった市役所から依頼され、豊前の場所や人の写真撮影を行っていく。

外の世界へ出て、リアルで出会う人との交流をSNS、ローカルメディア、noteと届けたい対象に合わせたメディアで発信していった。

伝わったのは何故か

発信していくコンテンツは、これまで以上にリアクションをいただけたように思う。

▲SmartNewsで紹介されていたと豊前市役所の方に教えてもらった。

それは何故かといえば、伝える人間の気持ちが強く素直に入っているかいないかでは。

以前より広告が刺さらない、広告で売れにくくなったと耳にすることは増えた。

しかしたとえ広告であっても、気持ち動かされるものはある。

それは作り手の思いや、広告作成者の気持ちも合わさったものではないだろうか。

情報が溢れる時代、ちょっとやそっとの発信は埋もれてしまう。

そんな中でも感情が真っ直ぐに込められた発信に、自分は目を止めてしまう。

バズる発信、炎上する発信というのも、方向性は違えど数多くの人の感情を強く動かす内容だと思う。

目指したい先

たとえ技術が進化していっても、人間である限り、感じ方はそうは変わらない。

もしも技術の進化で人の感じ方が変わるのであれば、万葉集や百人一首の歌に共感できないはずだ。

それに感じることはAIにはできない。
生身の体を持つから人は感じることができる。

人として感じたことを、写真や言葉でどう表現して伝えていくか。

写真を撮って文章を書くことは好きだったから、もっと突き詰めたい。

幅広く何でもやるのではなく、「好き」や「得意」を伸ばしていくほうが結果的に多くの人の役にも立てる気がする。

発信を点とするならば、今まで培った経験を活かし、点と点をつなぎ面にするようにして、沢山の人たちに届けたいと思う。

自分以外が出来ることをするのではなく、自分が出来ることをひたすらに行う。

散々回り道をした先に、自分はいったい何を目指していきたいかが、ようやく見えてきた。

向かいたい先に向かうために、行き着けるようにコンテンツをデザインする。

だから今は、自分に合うと思える場所で感覚を働かせながら写真を撮り、書き続けてみたい。

▲仕事のホームページ

▲移住後、行政の方からのお困りごとを聞いて情報発信の始め方をまとめました。

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