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誕生日にヘルシンキでマリメッコのワンピースを着てお散歩して、クルーズ船に乗ってご飯を食べた話


今回の記事はわたしの忘れられない話、そして夢は叶うという話です。

これから先、わたし自身が挫けそうになった時、いつでも思い返せるようにnoteの優しさを頼ってまとめてみました。

自分に宛てた内容だけれど、少しでも遠い誰かの背中を押せたら嬉しいです。

✈︎✈︎✈︎

わたしは、今年の誕生日にヘルシンキでマリメッコのワンピースを着てお散歩をし、クルーズ船に乗ってご飯を食べました。

タイトルにまとめた通り、嘘偽りのない実話です。

かれこれ4.5年前からフィンランドに行くこと、そしてマリメッコを着てヘルシンキの街を歩きたい!
なんてことをひとり寂しく夢見ていました。

実は先日フィンランドに行くことができたんです。
なんと1人ではなく、現在交際している彼と。

そしてたまたま、フィンランドに行く時期と誕生日が重なりました。
※たまたまなのか、彼がひっそりと合わせてくれたのか真実は彼のみぞ知るです。

フィンランドに行ったらマリメッコに行きたいと何度も言っていたので、予定を合わせてマリメッコ本社へ!

それはそれは想像以上に高級品でした。

高級店ということは知っていたけれど、まだまだアラサーには簡単に手の届くブランドではなさそうです、、。

マリメッコ本社のお隣に、アウトレットがあるのだけれどセール品でさえもやっぱりお高い。

でもせっかくだし、、、、という自分との葛藤の末、とっても素敵なワンピースと目が合ってしまった。

彼も「すごく似合う!」と言ってくれたし。
試着したところとてもぴったりで、とても自分が自然に着こなせていることが嬉しくて即決。

本当に本当にありがたい限りなのですが、誕生日ということで彼からのプレゼントとしていただいた。
わがまま言ってエプロンも買ってもらっちゃった。

本当に、ありがとう。

一度宿に戻って、買ったワンピースに着替えて、ヘルシンキをお散歩。

数年前から夢見ていたことがついに現実になったのです。
誕生日という人生最高の節目で。

とても不思議な気持ちでした。

夢ってちゃんと叶うんだなあって、素直に嬉しかった。(叶えさせてもらったという表現の方が正しいのかもしれない。)


今まで何かに夢中になったり、何かのために本気で努力して、夢を掴んだことがないわたしでした。

でも今思うと、フィンランドでマリメッコを着てお散歩するって沢山の人に言ったし、毎年何度も目標シートに書いた。

そしてそのためにちゃんと努力もした。
身を削るほど働いて、お金を貯めて、勉強をした。
だから叶ったのかな。そう信じてあげたい。

あの大谷翔平さんだって、目標シート書いてたし。
わたしは大谷翔平さんでは無いけど、きっとフィンランドでマリメッコを着てお散歩したいという夢を持っている人にとっては憧れの存在になれるはず。

わたしにできたんだから、あなたにだってできるよ。
っていつかかっこつけて言えるかな。

この夢はわたし1人で叶えられたわけではなくて、支えてくれる家族や一緒に旅へ出てくれた彼がいたからできたこと。これを忘れてはいけないな、とひしひしと感じます。

フィンランドの街を歩いている時、ショーウィンドウに反射で映るマリメッコ姿がいちいち可愛かったんです。(わたしではなくマリメッコが)

だからいちいち、チラチラと見てしまった。
そんな1秒1秒が本当に幸せで楽しかった。

フィンランドに住んでる人から見たら、
観光客がマリメッコ着て楽しんでる。

そんな風に見えたかもしれないし、外国人が自国のブランドを楽しそうに着てたら嬉しいのかもしれない。

フィンランドの皆さまは、きっと後者の様な優しさで溢れているはず。

ディナーはサプライズで用意してくれた、まさかのクルーズ船。

フィンランドの海と森とあたたかい人。正面には大切な彼がいて、そんな空間に包まれてビュッフェを楽しみ尽くしました。

クルーズ船の終盤、
「この日をこれから先もずっと忘れたくない」
と強く思いました。

おばあちゃんになっても自慢したいな。
くだくだしいと思われるかもしれないけど、それでも良いや。

それだけ嬉しかったし、幸せだった。

この日のために支えてくれた家族やそばにいてくれる彼には、わたしもずっと支え続けたい。

ありがとうの言葉だけでは、到底足りないくらいの幸せをもらったから。

夢は叶う。

ということを教えてくれて、叶えさせてくれたから。

これから先、心折れそうになった時、この日を思い出してこの想いを蘇らせよう。

きっとわたしなら大丈夫だと。

✈︎✈︎✈︎

記憶というものは、いつか忘れてしまうものではなく、頭の引き出しには入っているものの、どこの引き出しに入れたのか忘れてしまい、思い出せなくなるものだと聞いたことがあります。

だからこの思い出は、1番取り出しやすい引き出しの、1番上にしまっておこうと思います。

いつでも思い返せるように。


つたない文章に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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