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販促力アップにつながる説明会の案内サイトとは?!【イベント支援ツール】

<今回の事例について>
・X大学生協では、毎年入学準備シーズンに説明会(イベント)を開催していた
・新しくイベント主催者向け支援ツールの導入によりイベント情報の「案内サイト」を自由に作成できるようになった
・実際の導入事例と成果を紹介します

事例紹介


■ 軽微なサイト修正も制作会社に依頼する ”もどかしさ" 

X大学生協では、毎年1~3月頃に集中的に開催している保護者説明会や相談会の開催案内サイトの更新に課題を抱えていました。
制作会社に発注してつくったサイトは、更新時に制作会社へ依頼が必要で、時間も費用もかかります。
X大学生協では掲載が長期の説明会もあり、途中で内容を一部変更したり画像を追加したり、ちょっとした変更にすばやく対応できずにいました。さらには、制作会社へ連絡しても担当者が休みの場合は即時反映ができないということもありました。

そこでソフトウェア開発を行うS社に依頼し「イベント主催者向け支援ツール」を導入しました。

■好きなタイミングで適切に案内できることの大切さ

このツールは、ノーコードでサイトを制作できるものです。そのため大学生協スタッフが直接編集できます。これによりちょっとした変更や更新をしたい際には修正し、更新ボタンを押すだけで即時反映きるようになりました。

また、ノーコードなのでパーツを使った直感的な操作で、文章や画像などを自由に編集できます。誰が制作しても統一されたデザインになるように構築されており、Web制作の知識がないスタッフでも案内ページを制作したり更新したりが簡単になりました。内製化したことで作業の迅速化とコスト削減が実現できたのです。

■ 販促活動にも効果を発揮

もともとX大学生協は、実店舗ではチラシを配ったり対応の仕方を変えてみたりと接客を工夫していました。そして、今回ツールを導入したことにより、店舗と同じような接客をWeb上でもできるようになりました。

初年度は「Web」というだけで身構えてしまいましたが、翌年以降は、生協スタッフ自ら「この案内はどうだろうか」「この文言に変更してみよう」と積極的に販促活動を行うようになりました。例えば、案内ページでタイトル(呼びかけ)を変えて反応をみたり、よく質問を受けることは随時追加していったり、説明会の申込開始後もより効果的なWeb接客になるように案内を工夫できたのです。X大学生協は、使ってみると「店舗でやっていることと同じだな」と思えるようになりました。

Webでも、店舗と同じようにスタッフが売上アップを意識できるようになったのも思わぬメリットでした。

■「やってみよう」が生まれるツールの導入

これまでの「やってみたいけどできない」という壁がなくなったことで、さまざまな試みがWeb上で可能となり、結果としてマーケティング活動へとつながりました。
このように、ツールの導入はただ単にコストの削減や業務の効率化だけでなく、スタッフの意識改革にもつながることが実証できました。
適切なツールとスタッフの熱意があれば、マーケティングの可能性はもっともっと広がっていきます。


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