事業が簡単な訳が無い(4/21)

何をするにしても、事業をやるなら営業力は必要不可欠だ。素晴らしい技術があっても、それを素晴らしい技術と理解してもらうためには、「その技術が自分の課題を解決して理想を叶えてくれる」とお客さんにイメージしてもらわないといけない。さらに、その必要な「イメージ」の度合いもお客さんによって変わってくる。例えば、好奇心旺盛でお金がある人なら、極論イメージできなくても何か気になる程度で買ってくれるだろう。
だけど、好奇心もお金も無いお客さんなら、めちゃくちゃ鮮明にイメージできないと難しい(お金が無いなら本当にそのサービスが必要なのかも怪しいが)。
このように、相手の状況や性格、こちらのサービスの単価によって「イメージさせる力」の必要度合いは変わってくる。いわゆるイメージさせる力が必要な案件が「難しい案件」と言えるだろう。

では、このイメージをさせるにはどうしたらいいか。それは、お客さんの理想と現状の悩みを知って、課題を設定し、サービスがそれを解決できることを伝えるという感じだ。それに加えて、「お客さんの言葉で話す」と言う事が重要だ。もう、これはどんな営業本にも書いてあって嫌という程実践しているが、これがまた難しい。なぜ難しいかというと、やはりお客さんの言葉で話すというのは経験に依存するからだ。自分が23歳で相手が50歳なら、全然経験していることも違うのでまた難しい。

だから、本来はこと営業力でいければいいんだけど、「イメージさせる力」は何もお客さんの言葉で話さなくてもいいかもしれない。(書きながら気がついた)

イメージさせるということは、相手の課題を解決して理想を叶えることを「保証」するためのようなものだ。「このプランなら絶対いける!」みたいな感じで。
ただ、その計画も曖昧だし頭が悪くても「この人なら絶対自分のサポートをしてくれる」というイメージをして貰えたらそれでいい。だから、普段から絶対に約束を破らないとか、ちゃんと相手のことを考えるとか、そういうことが必要になるんだろう。これは物凄く難しいことだけど、そもそも事業をすることが簡単なわけが無いので、明日もまた引き締めて行こうと思う。

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