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【親子で読んだ、初めての道徳の絵本。】52冊目「なんだろうなんだろう」
こんにちは。ぶさパパです。
こどもと読みたい絵本、本日のタイトルは「なんだろうなんだろう」です。
子供の想像力を伸ばす絵本作家、ヨシタケシンスケ
ぶさパパ一家が大好きな、ヨシタケシンスケ先生作品!
すでに何冊かヨシタケシンスケ絵本のnoteを書かせていただいています。
ヨシタケシンスケ絵本の良さはなんといっても子供の想像力を伸ばしてくれるところ。
うちの長男はヨシタケシンスケ絵本に出会ってから何気ない出来事に関しても「どうしてだろう?」と疑問をもつようになりました。
今回は表紙からもメッセージ性を感じる作品。
早速息子に読みきかせをしていきます。
長男が読んだ初“道徳”の絵本
この絵本は日々何気なくつかってる言葉の意味をこどもたちが「なんだろう?」と考えるお話になってます。
たとえば「たのしい」ってなんだろう?
たのしいときってどんなときだろう。
ぼくのたのしいと
あのこのたのしいはちがうんだろか。
おとなのたのしいと
こどものたのしいはちがうんだろうか。
「たのしい」って気持ちは自分が感じるものなんですよね。
自分がたのしくても、相手はたのしくないときがある。
たのしいって思うと時間は早く過ぎていくの不思議ですよね。
「しあわせ」ってなんだろう。
いろんなしあわせがあるけど、これも「たのしい」と一緒でひとそれぞれなんだねーって長男とお話しします。
「たのしい」も「しあわせ」も、人に押し付けるものじゃなくて、自分が感じるものなんだよね。
じゃあ「自分」ってなんだろう。
たぶんぼくはこれからいろいろかわっていく。
ぼくがぼくのままでいるには
どうすればいいんだろう。
「たのしい」とか「しあわせ」って思う気持ちも、年を重ねるごとに変わっていくかもしれないですよね。
「どうすれば自分を変わらないでいられるの?」って息子にきかれましたが、、、
的確な返答ができませんでした。笑
自分のなかの「正義」をもつことが大事なのかなあ?
でも「正義」ってなんなでしょう。
きっと自分の中の「正義」をもつことで「自分」を保つことができるけど、
「たのしい」や「しあわせ」と一緒で「正義」も人に押し付けてはいけないとパパは思うんだよなあ。
おとなになるにつれて「立場」ってやつが「自分」を保つのを邪魔するんだよね。
ではでは「立場」ってなんだろう。
パパはまだ若いから確かな答えは出せないけど、「立場」ってやつも人から押しつけられるものじゃなくて、自分で心から大切にしたいものを守るためだけのために「立場」という責任をもてばいいのかなあって思う。
この絵本を読んでると、こどもと色々考えさせられます。
さいごは「ふつう」ってなんだろう。
昔、ふつうだったことは、
今はふつうじゃない。
「ふつう」は年齢や国や時代でバラバラだ。
自分にとってふつうのことでも
人によってはふつうじゃない。
これがすべてのまとめかもね。
息子たちもこれからいろんな感情を抱いて、悩みを抱えたり、悲しくなったりするかもしれない。
でも世の中にはいろんなひとがいて、国や時代がちがえばいろんな考え方があるから落ち込まなくても大丈夫だね。
みーんな答えのでない疑問を抱えてるかもね。
パパの僕もこどもに回答できないことばっかりです。笑
これからも息子と一緒に考えていきたいなあって感じました。
髪の毛を床屋で切った女の子の最後のセリフ。
うん。なんかだんだん気に入ってきた。
これはこれで私らしい気がする。
すごく素敵なセリフで絵本はおしまいです。
どんなことがあっても全部わたしらしいこんな風に自分を認められるようにいきたいですね。
読み聞かせを終えて
ふーっ、読んでたらちょっと疲れました!笑
こどもにとっても初めてのTHE道徳の絵本で、疲れたらしく、2回目の読んでほしいコールはまだないです。笑
でも息子も色々なことは感じたみたいで、少しでも自分のなかに落としこんでくれればいいなあって思います。
パパもまだまだ答えられない疑問ばかりだから、人生をがんばろう!
ではまた!
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