マガジンのカバー画像

本日の「読了」

43
おっさんの読書感想文的なモノ。
運営しているクリエイター

#読書感想文

本日の「読了」

森永卓郎氏『ザイム真理教』(三五館シンシャ 2023) 奥付を見ると20刷!巷間、話題になって…

ぶんろく
2か月前
2

本日の「読了」──なんじゃこれがない

若狭徹『埴輪 古代の証言者たち』(角川ソフィア文庫 2022) カラー写真が豊富なので、古墳…

ぶんろく
1年前
2

本日の「読了」──その矛先は

安田浩一 安田菜津紀『外国人差別の現場』(朝日選書 2022) ヤン ヨンヒ『兄 かぞくのくに…

ぶんろく
1年前
1

本日の「読了」──“読者修行”

丸山健二『るりはこべ』(講談社 2001) エンドロールに、中島みゆきの楽曲「ファイト」が行…

ぶんろく
1年前
1

本日の「読了」──Aiに著者校正はできるのか

牟田都子『文にあたる』(亜紀書房 2022) 書籍雑誌、広告チラシ、最近ではWEBページ掲載の…

ぶんろく
1年前
2

本日の「読了」──読書で煤払い

「読み」のスピード感がすっかり失われた昨今のおっさんだが、けっこうな速さで読み終わった。…

ぶんろく
1年前
4

本日の「読了」──100均の呪縛

渡辺努『世界インフレの謎』(講談社現代新書 2022) おっさんのスポンジ脳では答えがおもいつかなかったいろいろなことが氷解した1冊。  アベノミクス初期に感じたこと、日銀のインフレターゲットがなぜ「2%」だったのか、そして、コロナ禍のアメリカで進むインフレ現象への違和感、さらに、日本でインフレどころか賃金があがらなかった要因の解明──それはとりもなおさず処方箋にも通じる──等々、ワイドショーでは、生産性がぁーとか、ロシアが仕掛けた戦争や、アメリカの対中国政策や中国国内での

本日の「読了」

朴沙羅『ヘルシンキ 生活の練習』(筑摩書房 2021) 前半は子づれでフィンランド移住した筆…

ぶんろく
1年前

本日の「読了」──オトコというラベルの不都合なまでの厄介さ

ショーン・フェイ『トランスジェンダー問題 議論は正義のために』(訳・高井ゆと里 明石書店…

ぶんろく
1年前
5

本日の「読了」──デッド・エンドのそのさきに。

山﨑章郎『ステージ4の緩和ケア医が実践するがんを悪化させない試み』(新潮社 2022) 医者…

ぶんろく
1年前
2

本日の「読了」

1 エイドリアン・マッキンティ『コールド・コールド・グラウンド』(武藤陽生訳 早川書房 …

ぶんろく
1年前
5

本日の「読了」

あっちこもっちも読みながら、最後に手をつけたコヤツが最初にゴール。 パーラヴィ・アイヤー…

ぶんろく
2年前
2

本日の「読了」

馬渕睦夫『日本人が知らない世界の黒幕 メディアが報じない真実』(SB新書 2021) 上原善広…

ぶんろく
2年前

本日の「読了」

宮崎徹『猫が30歳まで生きる日』(時事通信社 2021) 副題は "治せなかった病気に打ち克つタンパク質「AIM」の発見”である。AIMとは、 Apoptosis Inhibitor of Macrophage マクロファージの細胞死を抑制する分子 で、これが猫の寿命と何の関係があるのかはぜひ本書を手にして欲しい。  ことは、猫だけではないのである。というより、出発は人間である。筆者も人間を相手にした医学者である。  AIMは生きていく過程で体内にでてくる「ごみ」