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本日の「読了」

朴沙羅『ヘルシンキ 生活の練習』(筑摩書房 2021)

前半は子づれでフィンランド移住した筆者が、自分の困りごと、子どもの教育のことなどを通して、それまでの日本での生活──特に、子育て支援とか移民支援とか、その根底にあるソーシャルワークの表現の違いを浮き彫りにし、まだ、未就学児の子どもらの異文化受容がいきいきと描かれていておもしろかった。
 が、後半は、別の書物のような感じを受けつつ、少々戸惑いながら、読了した。
 ※あくまでも個人の感想です。

本年の「読了」はこれにて終了。

今、並行して読んでいるのは、丸山健二氏の小説、渡辺努氏の経済関連の新書、読まれるのを待っている本やコミックが数冊枕元に。読むのも遅くなり、読み続けるという「根気」が薄くなったので、ツンドクが増えるばかり。でも、目は欲しがるからつい手にしてしまう。
 さて、来年はなにか面白い本にであうことができるだろうか。

 
[2022.12.27. ぶんろく]

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