あ お い ろ
青い空には 白い雲がよくにあう
白い雲は ねずみいろがまじってよい
ねずみいろに淡濃はあるべきだ
濃さましたら それは瑞々しさをふくんでいる
めいっぱいに達したときには我慢せずそのまま降り そそげばよい
こころもよう も同様に
激しい雨が俺をあらう
秒単位に打つビートが2つとない極上の楽曲で
激しい風が俺をはこぶ
小刻みな震えの理由は寒さだけに限らない
跳ね返る不規則な奏を呑み込めばよい
そこに詩を熨せれば歌になる
リズムが優しく落ち着きフェードアウトに向かうころ演奏は終わりへ向かう
雨はいつもフェードアウトする
雨やむ安堵は雨なくば叶わない
こころもようも同様に
雲ぞら灰いろから 顔をだすのは青いろがよい
混沌を掻き わけるよう 青いろがのぞくとよい
白いろと灰色いろの向こうには いつも青いろがひろがっている
自ら速度を持った走り急ぐ雲
ゆったり ゆったりと一日そこに留まるものがあってもよい
風に流さるまま 次のしぐさ決めかねるものも愛嬌だ
こころもようも どうように
こころもようは いかがでしょう
灰いろでも白いろでも その奥には青いろがある
やまぬ雨なく うごかぬ雲なきよう
山手線ゲームをしよう
青い自然物
♪ チャン チャン
ガリガリくん ソーダ味 とフェルメールの絵の頭の帯 しか浮かばない
青いろ はこころのなかにある
そらの青いろは うみの青いろの反射ではないのだけれど、そういうことでもよいとおもう
青いろ はこころのなかにある
緑は地球に、そが黄となり 紅となる
黄いろまばゆい小さな蝶々が誇らしげに宙をきった
青いろのおそらには 白いおくもがよくにあう
白いろの雲にはねずみ色がまじってよい
うすかったり こゆかったり はやかったり とどまったり
雲ぞら灰いろからのぞくのは青いろがよい
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