個人的に気になる2024冬ドラマ5選
そろそろ今期のドラマチェックをしなければと思っていたら、すでに始まっている! ああ、スピードについていけず。
『#居酒屋新幹線2』『作りたい女と食べたい女 シーズン2』『おっさんずラブ -リターンズ-』『正直不動産2』『アストリッドとラファエル4 文書係の事件録』といった今期も多い続編を除き、個人的に気になるドラマを記しておこう。長いので、お時間あるときにどうぞ。
1/7(日)20時~ NHK大河ドラマ『光る君へ』
「源氏物語」という空前のベストセラーを書き上げた作家・紫式部を、吉高由里子さんが演じる。のちの権力者・藤原道長役が佑(柄本)と知ったときには歓喜した。『知らなくていいコト』ファンとしては、この2人の再共演はとてもうれしい。
『あのときキスしておけば』の巴(マサオ)と高見沢も出演するぞ。脚本は同じ大石静さん。井浦&三浦コンビは “春牧”の世界線にも降臨中なんだけど、クセ強な役の翔平くんはハマる。かつてはヒロインカップルの当て馬率高すぎクンだったのだが、近ごろ個性的な役柄が増えて非常におもしろいポジションにいると思う。
他にも、道長の嫡妻・倫子を黒木華さん(山住先生!)が演じ、金曜22時には令和から昭和に来ちゃう吉田羊さんが、大河では道長の姉・詮子として平安にワープしてくる。道長の友人・藤原公任は町田啓太さん。山住先生と一緒に、塩尻監督まで平安に来てしまった。そして清少納言はファーストサマーウイカさま!
華やかな世でありながら、仁義なき出世争い。巧妙な罠を仕掛けることも厭わない、ドロドロな展開も待っていそう。脚本が大石さんなので、そのあたりも期待しよう。いよいよ今夜放送開始である。
1/12(金)20時~ テレ東ドラマ8『ジャンヌの裁き』
このドラマは、主演が玉木宏さんだからという理由で視聴決定。ただそれだけなので、ごめんなさい。役柄は少女漫画家らしいのだが(中田みるく先生じゃないよ)、ドラマの中身は「痛快エンタメ司法ドラマ」とのこと。少女漫画と司法……、どういうこと!?
1/14(日)21時~ TBS日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」
西島秀俊さんと芦田愛菜ちゃんが親子役で共演する。音楽界から距離を置いていた天才マエストロが、地方の楽団を指揮するために海外から帰国。5年前、ある事件をきっかけに家族は彼の元を去ったが、帰国後は子どもたちと同居することに。娘は現在市役所勤めで、父親が指揮することになる地方楽団は、まさに彼女が働く地元の楽団だった。
天才マエストロが地方楽団の指揮者に? ヒロイン(娘だけど)は市役所勤め? これはリバオケ? 脚本が大島里美さんなので、自分好みじゃなかろうかと推測中。
1/26(金)22時~ TBS金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』
今期もっとも楽しみにしているドラマで、昭和から令和にタイムスリップしてしまった中学教師が主人公。まるでコンプライアンスに抗うかのようにやってきた、時をかける少女ならぬ「時をかけるダメおやじ」(公式より)。体育教師で超スパルタ、「地獄のオガワ」と恐れられている小川市郎を阿部サダヲさんが演じ、共演者も仲里依紗さんや吉田羊さん、磯村勇斗さんなど多彩な顔ぶれだ。腐ったみかん(加藤~~っ!)や積み木くずしを知っている身としては、懐かしさと時代の変遷を感じるドラマになりそう。
昨今、常に話題にあがる「コンプライアンス」という枠をどうとらえるべきなのか。特に、昭和生まれが頭を悩ませているであろうこの問題に、面白く切り込んでくれるクドカンに期待したい。期待しすぎかなあ(笑)。
2/3(土)22時~ NHK土曜ドラマ『お別れホスピタル』
「透明なゆりかご」の原作者である沖田×華氏が、療養病棟を舞台に描くコミック「お別れホスピタル」をドラマ化。死と向き合う医師を松山ケンイチさん、看護師を岸井ゆきのさんが演じ、死を迎えることと生きることの意味を考えるヒューマンドラマである。脚本は『透明なゆりかご』『おかえりモネ』で知られる安達奈緒子さんということで、こちらも期待大。
*なぜかNHKの制作開始ニュースのリンクが貼れないので、気になる方はタイトルを検索してくださいね。
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またまた全部週末のドラマになってしまった。他にも『となりのナースエイド』『ドラマ 地球の歩き方』など、気になるドラマは多いのだが、ひとまずこれにて!
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