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「SES、受託、自社開発...どれが良いんだろう!?」選ぶ際のポイントを伝授!

こんにちは、ブルベース採用担当の山村です!
 
エンジニアへの就職・転職を目指すときに耳にするのが、自社開発・受託開発・SES(客先常駐)という働き方です。
どの働き方にどういった特徴があるのかは理解されている方もいらっしゃるとは思いますが、「その中で自分に合った働き方は何なのか」まで理解されている方はなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか?
 
そこで今回は、改めて各業務形態にどんな特徴があるのか?
そして、業務形態を選ぶ際に意識すべきポイントとは?について解説していきます!
 

1.自社開発企業とは

|1-1 自社開発企業の概要


自社開発企業とは、社内でITツールやシステムの企画・設計・開発・販売まで一気通貫して行っている企業です。
プロセスやコスト、利用ツール、品質、スケジュールを自ら管理して開発を進められるのが特徴です。
 
社内のメンバーと信頼関係を築きやすい環境なので、顧客折衝スキルに自信がない方でも働きやすいといった特徴もあります。

|1-2 自社開発企業の仕事内容


自社開発企業では、取引先からの要望を受けてプロジェクトを立ち上げるのではなく、社内のメンバーが市場のニーズに応じて開発の企画を立案します。
そしてプロダクトローンチ後はその都度ユーザーの反応に応じて、ツールやシステムを改良していきます。
 
成果物を納品してエンジニアとしての仕事が終わりというわけではないので、同じサービスやプロダクトに長期的に関わっていける可能性が高いです。

|1-3 自社開発企業で求められる能力

 
自社開発企業では市場のニーズをいち早く察知する必要があるため、最新テクノロジーを扱えるスキルが必要です。
 最近ではAIやブロックチェーンなどがそれにあたりますね。
 
ただ最新テクノロジーを導入するには、難解な専門用語や英語を始めとした外国語を理解しておくことが必要です。
そのため専門的な内容を自分でリサーチして理解できる学習能力や意欲も必要不可欠であり、常に勉強をし続ける姿勢が求められます。

2.自社開発企業のメリット・デメリット


|2-1 自社開発企業のメリット

☑︎メリット1:自分のアイデアを形にできる
自社開発企業では社内のメンバーがアイデアを出して、それをもとにツールやシステムなどを開発します。
エンジニアという立場からでも魅力的なアイデアを提案し、採用されれば自分のアイデアが目に見える形で実現されます。
もし社会に大きなインパクトを与えるサービスを生み出せれば、大きな充実感や達成感を得られます。
 
☑︎メリット2:気軽に相談事などしやすい
自社開発企業では、毎日顔を合わせる間柄のメンバーとチームで開発にあたります。
そのため仕事で困ったことがあっても相談しやすいのがメリットです。
 もしコミュニケーションを取るのが苦手な方でも、長期間毎日共に開発にあたればしっかりと関係値を構築でき、一人で悩みを抱え込むリスクも少ないでしょう。
 
☑︎メリット3:スケジュール調整がしやすい
自社開発企業では顧客のスケジュールに縛られない環境で開発が行えるので、スケジュールを調整しやすい傾向があります。
納期に対して極端なプレッシャーを感じずに、落ち着いた環境で開発を進めやすいです。
 
 

|2-2 自社開発企業のデメリット


☑︎デメリット1:入社の難易度が高い
自社開発企業は顧客からの制約を受けずに自由に働けることから、近年人気な環境として注目を集めています。
しかしその分求職者の間で競争が激しくなりやすいので、求められるスキルや能力の基準も高水準となり、入社の難易度が高い傾向があります。
 
☑︎デメリット2:人脈形成が難しい
自社開発企業では社内だけで業務が完結してしまい、社外の人脈を形成しづらい傾向があります。
したがって社外のエンジニアと交流する機会が得られないと、自社にはないノウハウやアイデアを獲得しづらくなります。
また転職を考えた際にリアルな情報収集源になる人脈がないことはデメリットと言えるでしょう。
 
☑︎デメリット3:開発した商品が無駄になる可能性がある
自社開発企業では顧客からの要望にもとづいて開発を進めないので、開発した製品が必ず誰かの役に立つとは限りません。
売上が伸びなければ、サービスを閉鎖してしまうことも珍しくありません。
 
 

3.受託開発企業とは


|3-1 受託開発企業の特徴

 
受託開発企業とは顧客からの要望にもとづきソフトやシステムを開発する会社です。
 
顧客と打ち合わせを行い、納品物に必要な機能や解決すべき課題などを共有し、自社内で開発を進めていきます。
様々な業界の顧客と関わることができるので、幅広いジャンルの知見を得たい方におすすめです。
 
また開発中に新たな問題が生じた場合は、必要に応じて電話やメール、チャットなどで顧客に報告します。
顧客と連絡が取れなくて開発が進めづらいときもありますが、顧客の意向に沿えるよう綿密なコミュニケーションは欠かせません。
 

|3-2 受託開発企業の仕事内容


受託開発企業では顧客の指定する納期に間に合うよう、自社のプログラマーに開発作業を分担します。
 
各開発者は自分の担当したプログラムに責任を持ち、取引先の担当者からの問い合わせに対応します。
 
人脈を活用して、自社のノウハウを活かせる営業先と接点を持ち、仕事を受注する場面も珍しくありません。
 

|3-3 受託開発企業で求められる能力


顧客の要望に従うことが基本ですが、傲慢な態度を取る担当者や指示が不明確な担当者などに遭遇することもあり、ストレスを感じる場面も少なくありません。
 
そのため、受託開発企業で働くエンジニアには、粘り強く顧客とやり取りしていける忍耐力が重要です。
 
営業の場面では、自社のノウハウをわかりやすく魅力的に伝えられなければ、新規案件を獲得できません。
 
そのため受託開発企業の開発者にはプログラミングスキルだけでなく、プレゼンテーション力やコミュニケーション能力も必要になってきます。

4.受託開発企業のメリット・デメリット

 

|4-1 受託開発企業のメリット


 ☑︎メリット1:多くの人と関わることができる
受託開発企業では取引先と仕事を進めていく中で、社内以外の担当者と綿密にコミュニケーションを取る必要があります。
じっくりと打ち合わせをする場面も多く、社内では得られない開発ノウハウや専門的な知識を吸収できる可能性が高いです。
 
☑︎メリット2:社内教育が充実している
受託開発企業は顧客の要望を効率的に実現することで収益を高められるため、社内教育制度が充実している傾向があります。
未経験からでも転職しやすい可能性があり、異業種からIT業界を目指したい方にも適しています。
 
☑︎メリット3:長期的に安心して働ける
受託開発企業では取引先が絶えない限り、50代・60代になっても同じ会社で働き続けられる可能性があります。
長期間にわたって同じ職場で経験を積んでいけば、プロジェクトマネージャーやプロダクトマネージャーの立場を目指すことも可能であり、キャリアアップの道筋を描きやすいです。
 

|4-2 受託開発企業のデメリット

 
☑︎デメリット1:取引先の担当者に開発進捗が左右される
取引先の担当者は基本的には選べません。
関係者の態度が悪かったり、能力が低かったりすると開発にあたるエンジニアのモチベーション低下に繋がってしまうこともあります。
 
☑︎デメリット2:取引先との打ち合わせが多い
受託開発企業では取引先との打ち合わせが多く、開発以外に時間を取られてしまう傾向があります。
打ち合わせの準備もしなくてはならず、開発に集中しづらい場面も珍しくありません。
 
☑︎デメリット3:最新技術が学びにくい
受託開発企業は社内で蓄積してきたノウハウや強みを活かして仕事を受注するため、AIやIoTなどの最新技術を活用せず、業務を完結する傾向があります。
その場合人気のプログラミングスキルを習得できず、もし転職したくなったとき応募できる企業が狭まってしまうリスクもあります。
 
 

5.客先常駐企業とは

|5-1 客先常駐企業の特徴


客先常駐企業とは、取引先にエンジニアを派遣して常駐させる会社です。
SES(システムエンジニアリングサービス)と呼ばれる体系ですね。
 
エンジニアはあくまで出向元の企業に所属する形となりますが、顧客のすぐ側で仕事に取り組めます。
受託開発と違って顧客への連絡・報告をスムーズに行えるため、目の前の開発作業に専念したい方にうってつけです。
 
ただその分常駐先にいる時間が長くなってしまうと、本社の人間との関係が薄くなってしまうなどの特徴もあります。
 

|5-2 客先常駐企業の仕事内容

 
客先常駐企業では、ほかの会社に数ヶ月から数年ほど常駐してソフトやシステムを開発します。
設計書に従ったコーディングからバグチェックのテストなどまで、業務はさまざまです。
 
さらに客先常駐企業では客先における開発業務だけでなく、自社内の仕事も行わなければなりません。
例えば勤怠情報の報告や社内定例会議への参加などですね。
ただ最近では勤怠管理ツールやWeb会議ツールなども便利になってきているので、自社に出勤しなくて行える業務も増えてきています。
 
今後も客先常駐エンジニアにとって働きやすい環境は増えていくと思われます。
 

|5-3 客先常駐企業で求められる能力 


客先常駐企業では自社とは社風の異なる環境で働く必要に迫られるため、客先の関係者に積極的にフォローをお願いしづらい場面もあるでしょう。
 
ただプロジェクトは一人で完遂することはできず、ストレスを一人で溜め込んでしまうと作業の遅延などのトラブルに発展してしまうリスクも考えられます。
 
その点で客先常駐企業で働くエンジニアには、素早くチームに打ち解けて信頼関係を築けるコミュニケーション能力が求められます。
また自社の顔として働く立場であるため、常駐先に失礼な応対をしないよう、基本的なビジネスマナーを身に着けておくことも大前提です。

 

6.客先常駐企業のメリット・デメリット

 

|6-1 客先常駐企業のメリット


☑︎メリット1:顧客との打ち合わせがスムーズ
客先常駐企業のエンジニアとして働く場合、クライアントとの距離が近いので、メールや電話、訪問などによる打ち合わせが不要になります。
開発に集中しやすくなるのはもちろん、直接対面して疑問点を解消できることから、伝達のミスや解釈の違いなどで業務が滞るリスクも低いです。
 
☑︎メリット2:顧客折衝のスキルが身につく
客先常駐企業では顧客のオフィスで働くことになります。
顧客と触れ合う時間が格段に長いので、顧客折衝スキルが身につきやすい傾向があります。
顧客折衝スキルを磨いておけば、コーディングしかできないエンジニアと差別化できます。
昨今の市場ではエンジニアのコミュニケーションスキルは非常に重要視されているので、転職を検討する場合にも転職活動を優位に進めやすくなります。
 
☑︎メリット3:比較的残業時間が少ない
客先常駐企業はエンジニアの稼働時間に応じて客先の企業から報酬を支払ってもらいます。
当然客先の企業は人件費を抑えられるようになるべく残業時間を減らそうとするため、エンジニアの残業が少なくなる傾向があります。

|6-2:客先常駐企業のデメリット


☑︎疎外感を感じることも
チームの一員として同じ目標を持って仕事をしている場合でも、会社によっては客先の社員から敬語を使われ続けたり、社内行事に呼んでもらえなかったりすることもあるようです。
 
☑︎やりたい案件を継続できない
客先常駐企業では契約期間の関係から常駐先が変更されることがあります。
もし常駐先で魅力的な仕事に出会えたとしても、その後のプロジェクトに関わることができなくなります。
 
☑︎年齢が上がると共に仕事が減る可能性がある
エンジニアは一般的に年齢が増えるにつれてスキルや実績が高まり、人件費が高くなっていきます。
その点をふまえると、客先の企業としては20代〜30代前半の若手エンジニアに常駐してもらうほうがコストを安くできる可能性が高いため、年齢が上がるにつれて仕事が減ってしまう可能性があります。
 
 

7.各体系に向いている人の特徴

|7-1 自社開発に向いている人の特徴

☑︎特徴1:幅広い業務に興味を持って取り組める
自社開発企業では、企画立案から要件定義、設計、開発、試験まで、開発に関する全行程を担うことになります。
プログラミング以外の業務にも対応しなければならず、苦手な業務があると苦労する可能性が高いです。
 
☑︎特徴2:トレンドに敏感で学習意欲が高い
自社開発企業では、目まぐるしく最新テクノロジーが変化するIT業界の中で、最先端となる商品やサービスを提供する傾向があります。
 
☑︎特徴3:マーケティングスキルや企画力がある
自社開発企業では、世の中のニーズをふまえて、新たなソフトやシステムを生み出す必要があります。
売れないソフトやシステムを作ってしまえば自己満足で終わってしまいます。
したがって、収益をあげるためのマーケティング力や企画力の高い人材が重要です。

|7-2 受託開発に向いている人の特徴

 ☑︎特徴1:コミュニケーションスキルが高い
受託開発企業では、取引先のニーズをくみ取りつつ、的確な改善案を提案しなければなりません。
開発スキルがあるのは大前提として、顧客と滞りなく業務を進めていけるコミュニケーションスキルを持っていないと、仕事で苦労してしまう可能性が高いです。

☑︎特徴2:集中力や体力に自信がある
受託開発企業では、社内だけで開発スケジュールを組むことができず、顧客に指定された納期に間に合うように開発を進めなければなりません。
開発途中で完成物に関して機能の追加・変更などの要望が入る可能性もゼロではなく、納期に間に合うように残業や休日出勤を強いられる場面もあります。

☑︎特徴3:専門的な知識を活かしたい
受託開発企業では、競合が少ないニッチな分野の製品を開発している場合があります。
そのような企業では、通常のプログラマーでは持ちえない専門知識が役立ちます。
自分の専門知識がピンポイントで活かせる企業であれば、やりがいを持って開発を楽しめるでしょう。

|7-3 客先常駐に向いている人の特徴

☑︎特徴1:人と仲良くなるのがうまい
客先常駐企業では、社内よりも気軽に悩みを相談できる環境ではないので、信頼関係を構築するのが苦手だと、業務を円滑に進めづらい恐れがあります。
人と仲良くなるのがうまく、気軽に聞きたいことを聞ける人に適しています。

☑︎特徴2:いつか独立しようと考えている
フリーのエンジニアとして開業を目指している場合、人脈を拡大しておけば仕事のチャンスも増えます。
そのため独立を目指している方にとって、さまざまな企業・エンジニアと接点を持てる客先常駐企業は、まさに好都合だといえるでしょう。

☑︎特徴3:さまざまな業界や専門分野に興味がある
同じ仕事をずっと続けていると、業務の内容に飽きてしまう方もいます。
その点、客先常駐企業で働く場合は現場ごとに異なるプロジェクトに参加できるので、いろいろな分野の仕事に取り組みやすいです。

8.自社開発・受託開発・客先常駐から選ぶ際のポイント

|8-1 今の自分にはどの働き方が合っているのか分析する

「7.各体系に向いている人の特徴」でご紹介した内容を確認することで自社開発・受託開発・客先常駐の違いを明確にし、自分に適した働き方を見極めましょう。
その際現在の自身のスキルやキャリア、将来なりたいエンジニア像をしっかりと自己分析しましょう。

|8-2 提示されている求人内容を見比べる

自社開発・受託開発・客先常駐の中から具体的に選ぶときには、実際に提示されている求人の内容を見比べてみることも重要です。
まず、求人を探す際は、募集する技術要件や仕事内容を確認しましょう。
求人票のなかで技術に関する情報が豊富だったり、しっかりと要件が決められているなら、技術を重視する職場だと言えます。

|8-3 求人の技術情報や企業に関する口コミ・評判を確認する


求人票以外にも、応募先のSES企業で実際に働いた人の口コミや評判を確認すると、リアルな職場環境が分かります。
検討している企業の口コミや評判が見つからないときは、面接時に出てきた採用担当者の印象を参考にしたり、エンジニアと話す機会を設けてくれる会社を探すと良いでしょう。


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