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文学と古書

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文学と古書の記事を中心に。
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2023年5月の記事一覧

ビブリオマニア

ビブリオマニアとは書物狂いのことである。 『ビブリア古書堂の事件手帖』という小説もあった…

雪雪
1年前
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エンターテインメント駆逐

エンターテイメント小説、所謂エンタメ小説は儲かる分野だ。 それは、エンタメが慰安の為に存…

雪雪
1年前
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新刊書店では買おうと思っていた本ではなく、予想外のものを買ってしまうよね

本日、妻の実家に帰省している中、映画館タイムを頂けたので観に行く。感謝。 作品は『ガーデ…

雪雪
1年前
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文学における美神とは

私の好きな小説家の作品は、同性愛に関しての記述が多い。 それは、同性愛というマイノリティ…

雪雪
1年前
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noteで検索した作家の記事数でわかること

noteの作家の名前で記事数を検索したら、どういうアルゴリズムになっているのかさっぱりなのだ…

雪雪
1年前
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小説のレイヤー

小説にはレイヤーというものが存在する。 つまりは、文章藝術、或いは映像藝術などにおいて、…

雪雪
1年前
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ラヴレター

『文壇バー風紋青春期 何歳からでも読める太宰治』を読了した。 つい2日ほどまでに購入した本だが、一気に読ませて頂いた(遅読なのだ……)。 私は作者の南田偵一さんをnoteで識っていたので購入した。 今作は大きく3部に分かれている。 第1部は表題のごとく、年代別に相応しいと思われる太宰作品を南田さんが紹介。 第2部は本作のメイン、南田さんが文壇バー風紋という異界へと太宰治に誘われて、異界の住人になる回顧録。 第3部は風紋の主人林聖子さんの御母様の富子さんの短歌75首。 と

今週の本屋

定本『三島由紀夫書誌』を購入した。 三島由紀夫の著作、蔵書などをまとめた本である。こいつ…

雪雪
1年前
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マラルメ、わけわかめ。 『骰子一擲』

世の中にはいくら読んでもわけがわからない本、難しい本がある。 私にはそれがステファヌ・マ…

雪雪
1年前
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文章の神様

私は長編小説が書けない。 いや、書こうと思えば書けるのだが、それは粗末な出来で、単なる長…

雪雪
1年前
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本欲しい。本屋行く。本高い。本買えない。

先日書店に立ち寄った際のこと。 気になった本の忘備録であり、買っていないし読んでもいない…

雪雪
1年前
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椿實。 三島由紀夫の認めた天才

椿實という作家がいる。 ほぼ、無名に等しいだろう。27歳で筆を折った小説家で、時折エッセイ…

雪雪
1年前
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川端康成の『エンジェル・ウォーズ』

ザック・スナイダーのベスト映画は、と聞かれた場合、個人的には『エンジェル・ウォーズ』を推…

雪雪
1年前
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