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日本語教師であるメリットは日常生活にもあります。

こんばんは。

日本語教師knkです。普段の生活でこの仕事していてよかった!と思うことって学校以外ではあまり無いんですが、たまにメリットに出会います。

それをちょっとご紹介します。


1道で外国の人に話しかけられてもパニクらない

私は何か引き寄せ体質でもあるのか、まぁよく人に道を聞かれます。特に外国の人とおばあさんに。なぜだ。無害そうなのか?

最近の例で言うと、元日に寒空の下でおばあさん、10日ほど前に地元の駅で中国人のお姉さんに聞かれました。

老若男女、国籍問わず、人数も問わず。

地元で他に人がいないところは元より、帰省先の祖母の家の近所、他にもたっくさん人が歩いている繁華街や観光地のど真ん中でさえ、わざわざ狙ったように聞かれます。なぜだ。(2回目)

しかし、その話をたまに周りにすると、「さすが、なれてるだけあるわー」と言われます。

何になれているのか申しますと、

道でいきなり外国人に話しかけられてもあまりパニックになりません。

仕事モードじゃない時に話しかけられると一瞬フリーズしますが、割と間をおかずに切り替えられます。「わぁ、外国人!どどどどどうしようヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3」とはなりません。

“Excuse me!” だろうが、ちょっとカタコトの「ちょっとすみません!」だろうが、何か言われたらとりあえず「はい?」と普通に立ち止まります。

そこから英語で聞かれる場合、カタコトの日本語で聞かれる場合、Google翻訳やらガイドブックを見せられる場合といろいろありますが、まずは

①一度日本語で言ってみる(3割くらいの確率でなんかわかってくれます。)
②ダメなら英語(文法はめちゃくちゃ)+ジェスチャー
③それもダメならGoogle翻訳様(中華圏の人には漢字をマッハで打ち込めば何か伝わります)
④それもやっぱりダメなら一番わかりやすいところまで連れて行く(最初ちょっと警戒されます)

これらを使ってとりあえず目的地まで導きます。

自分がその地域に不慣れな場合は近くのお店の人なりに事情を説明してお別れするか、この時代スマホがあるので調べて「多分ここを行けばつくよー」と説明して去ります。

外国の道を地図で見てもよくわからない経験は自分でも幾度となくしています。そして、スマホや地図があるのになぜ聞くのかというと、詳しくなくても言葉が通じなくてもその国の人に聞く方が分かることが多いのです。だから私は聞かれたら無視はしません。

あと、無視した場合、後で後悔するから。「あの人大丈夫かなーちゃんと目的地に着けたかなー」と心配になるんです😅



2 介護士、看護師さんが外国の人でも多分聞き取れる

これは職員室でもよく話題になる話。

今東南アジアから介護士さんや看護師さん候補の人に来てもらって働いてもらう活動が行われていますが、将来その人たちの割合がもっともっと高まり、また自分も介護を必要とする年齢になったとき、普段から「外国人が話す日本語」と「日本語を勉強中の人と話すこと」に慣れている日本語教師はおそらく他の利用者より理解が早い。

これは最近コンビニやファストフード店でもよく見かけるので慣れている方も多いですかね?

とりあえず、1は海外経験が豊富な方や語学が堪能な方、多国籍に慣れている方なら同じ思いでしょうし、2は「何十年先の話!?」ですが、こういうメリットも感じないと仕事って続かない。笑



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