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スマホを置いて旅したら(後半)

続きです。前半はこちら



9/2(土) 5:30起床

旅先を長野にしたのは、
涼しい場所で野鳥を見たいが一つでした。
朝=ハイパーバードウォッチングタイムです
(鳥が活動するので見やすいからです)


ただ不安がありました
わたしがバードウォッチングへ行く時、
3つ必ず持っていくものがあります。


・双眼鏡
・図鑑
・鳴き声で判別するアプリ(つまりスマホ)

birdnet は録音した鳴き声から検索してくれるアプリ



バードウォッチングするとき
鳴き声は大きな情報になります。
スマホを置いてきているので、アプリは使えませんし、
鳴き声で判別できる知識がないので、わたし自身はもっと使えません。笑


せっかく来たのだから、
できる限りどんな種類でどんな鳴き声なのか知りたい。
知的好奇心は満たされるのだろうか?


そんなことを考えながら双眼鏡を首にかけて、ポケットに図鑑を入れました。

ヤマボウシは、甘い。鳥も好物な実


少し肌寒い。
いろんな方向からいろんな鳥の鳴き声がします。


1つの木に団子みたいにまるまるした小さい小鳥が
何匹かとまっていました。
かわいい、とりあえずかわいい。
鳥はかわいい生き物。


白ベースに、頭は黒混じり。
ネクタイはないから、シジュウカラではなそうだな。
双眼鏡と図鑑を行き来する。
エナガだ。
はじめて見た!嬉しい。。。


次に森に目をやります。
カラスよりやや小ぶり。2羽がふんわり飛んでいました。
見失わないように、双眼鏡をのぞきます。
よく見ると翼に青があるじゃないの!

写真: 野鳥の会から拝借


カケスです。
なんとも綺麗な青、感動しました。


夏は暑くてバードウォッチングから足が遠のきます。
久しぶりに鳥チャージできただけで幸せ。。。
鳴き声アプリはどうでもよくなっていました。


仕事資料用。蜘蛛の巣探しもはかどった


コテージに別れを告げ、
夫が何年も前から行きたいと行ってた、分杭峠へ。
有名なパワースポットですね。

気場。気を感じられる場所らしい


夫「なんか感じる?」
私「なんも感じへんな」
息子「足痛かったん治った!・・・気がする」


凡人たちは何も感じませんでした。笑
売店の人の話だと、
気の強さ?で気分悪くなる人もいるとか。
森の中で気持ちいい場所でした。


行ったことある人でなにか感じた方いたら
どんな感じだったか聞かせてください
by夫


道の駅に寄ってソフトクリーム食べたり、
スタンプ押したり、2日目の宿へ



さて、この旅最大の目的タイムやってきました!
人生ビンゴ・ネイチャー編(去年からスタート)
新たに穴はあけられるのか!?

2022年の秋作成



なんと、到着して15分で達成しました(早
こういうとき、もってるタイプです(どや顔

念願のおおおおおおお


野生リス(ホンドリス)
リスに会えるかもしれないペンション。
旅の目的は野生のリスを見るでした


かわいい、かわいいいいいい!
写真通り、レンガとほぼ同じサイズです。
思ってたより大きい。かわいい。
ビンゴカード「野生リスを見る」に穴があいた瞬間でした。


次の日の朝。
ペンションから50m歩くと、

5分間見つめあった。森に消えていきました


鹿。
実家でもよく見たけど、
信州の森にいるとなんだか絵になる気がします。
小ぶり、まだ子どもかなぁ。
ペンションの庭にはブランコがあって、
ぼーっとしながら再びリスチャンスを待ちました。


きた!


何回見てもかわいいです。
ふさふさしっぽ、たまらん。

そうだ、昨日の夜
「このへんってアカゲラいますか?」
「いますよ。見れるといいですね」
宿の人との会話を思い出した。


欲張っていいなら、アカゲラもどうぞよろしく!
ブランコでゆらゆらしながら、
耳をすませば状態で過ごします。


しばらくすると、
「ゲッゲッゲッ(コツコツコツ)←木を叩くような音」


頭の上から音がしました。
ブランコの後ろにあった、
3階建ぐらいの高さの白樺からです。


音がする方向に双眼鏡を向けると、
頭のテッペンが赤い鳥。
アカゲラが白樺をつついていました。
・・・感動。


高い木の上の鳥を撮れるカメラを
残念ながら持ってないので写真はないですが、
コツコツと木をつついてるアカゲラがいました。
それだけで十分でした。


プチペンション蓼科壱番館さん
牛タンシチューおいしかった


帰りの空はピンクだった


家につきました。
充電器に置いたはずのスマホは、
わたしの置き方が雑で充電できてませんでしたw
代わりにわたしは充電できたなーと思いながら、
旅の片付けをはじめました。



片付けを終えて、
なんとなく重い気持ちで2日半ぶりにスマホをのぞきました。

2日半ぶりの画面



取り立てて、緊急性のある連絡はありませんでしたし、LINEもメールも、
ほとんどがいつも未開封でゴミ箱に入れてるものばかりでした。
(逆にその中から必要なのを探すのがめんどうでした)


SNSもひらいてみました。
情報量が多くて、うっわ!と、びっくりしました。
とりあえず、刺繍教室のリス好きな人にリス写真を見せたくて。
インスタのストーリーにリス写真載っけて、眠りました。




スマホを置いて旅のきっかけ
ふかわりょうさん「スマホを置いて旅したら」も読み終えました。



オジゴリズムににやにやして、
読み進めたら美濃和紙に触れたくなって(この欲求も満たしてくれて、くーっ!ときました)

土地柄的に行ったことある場所が多く出てきたこともあって。あそこをこんなふうにふかわさんは旅したのか〜ってなんだかにんまりしました


スマホを置いて旅したら。
心も体も瑞々しさを取り戻したような、
わたがしみたいな、ふわっと軽い感覚になりました。
普段いかに脳みそを酷使していたんだろう?
いっぱいいっぱいに詰まったメモリーの容量に
空きができた、そんな感じです。


スマホの便利さも改めて感じました。
特にGoogleマップはすごいですね。
知らない土地で移動するには特に。
トイレ行きたいとき、希望が持てます←実話



スマホを置くと、何も縛られない開放感があり
なくて暮らしていけないのだろうか?
とも考えました。
実際日常に戻るとなかなか難しいなぁと感じているところです。
ただ、付き合い方は変えれます。



旅へ行く時、スマホを置いてみる。ひとつの選択肢になりました。
次はどこへいこうかな?

海外ならインド・モンゴル。
国内なら、北海道で野生タンチョウ等野鳥まみれ、
それか宮古島でウミガメと泳ぎたい。

たのしみはつづきます。

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