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脳は言い訳の達人です。

「週に3回、ジムで1500m泳いでいます」と言うと、「意思が強いですね」とよく言われます。ジム通いをはじめて17年なので、さすがにもう習慣になっています。

習慣になってしまえば簡単にできるかと思えば、実はそうでもないんです!

ジムに行く前は・・・
外は寒いし面倒くさいな
家でのんびりしてたいな
猫と遊んでいたいな
カフェで本でも読みたいな
仕事だってあるしな・・・

と、ジムに行くことを阻む声が楽な方へと引きずり込もうとします。

シャイなので今日もクマの着ぐるみで登場です。

そこのクマちゃん、そんなにガツガツしてどうするの、ただでさえクマなんだから。仕事が終わったんだから一息ついてさ、ビールでも飲みながらネットフリックスでも見たらいいじゃない、という甘い誘惑の声が耳元でささやかれます。

人間の心というのは実に不安定で弱いものなんだなあ、と毎回感心してしまいます。17年も続けているのにこれだもの。

面倒くさいことはしたくない
できるだけ楽なことをしたい

というのは脳の性質でもあるわけだものね。そのための言い訳ならいくらでもつくり出せるわけだ。

がんばってジム通いしたところで、誰に褒められるわけでもないし表彰されるわけでもない。

誘惑の声に屈しないために


でもそんな言い訳に流されてばかりだと運動がもともと好きではない私は、ずるずると運動しない人生に引きずられてしまう。そういう誘惑の声に屈しないために、ジムに行った後の気分を想像します。

身体は引き締まりエネルギーがあふれ、気分爽快で脳はシャープになっている。そしていい感じに肩の力が抜け穏やかな幸福感に満たされる。人にもやさしくできるし、なんてったってお酒がおいしい!

そして運動を続ける一番の理由を思い出す。

いくつになってもエネルギーにあふれ、最高の精神状態で仕事を続けたい。

心の状態を整えるためには身体を整えることが大前提になってくる。

よしっ、行ってくるか!

と、こんな思考プロセスを毎回くぐり抜けています。

はあ~、脳って一筋縄ではいかないのね^^;

泳ぎはじめてしまえばこっちのもの!
ひゃっほ~い
あ!着ぐるみ脱ぐの忘れた!


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