うつ病とアドラーの目的論~積読になっていた「金の嫌われる勇気」を読んでみた~
徐々に気持ちが前向きになってきています。
以前、休日に寝坊したときは「ああ、こんな時間まで寝てしまった。。」と罪悪感を覚えていましたが、今日は「今日も良く寝た!布団が気持ちよくて幸せ!」と感じています。
これまで、私は自分を律して週末もハードに勉強したり気が抜けない生活をしていましたが、最近の私は例えダラダラしたとしても、そんな自分を受容できるようになってきているように思えます。
あなたが必要なのは”金の嫌われる勇気”?
それとも”銀の嫌われる勇気”?
朝寝坊した今日は、積ん読になっていた本を読むことにしました。
今日読んだ本は「嫌われる勇気」です。いわずと知れたベストセラーです。
私の「嫌われる勇気」は普通の「嫌われる勇気」ではありません。
”金の”嫌われる勇気です。ブックオフで見つけました。
あなたが人生で必要なのは、銀の嫌われる勇気ですか?金の嫌われる勇気ですか?
...
迷わず、金の嫌われる勇気を購入しました。
金の嫌われる勇気をついに読む時がやってきました。
うつ病とアドラーの目的論
人間の感情や言動は「目的」から発生するものだという「目的論」にはドキッとしました。
私の今のうつもある目的から来ているのではないか?と。
今までハードに仕事をしてきても、体調は全く問題なかったしハードな働き方について全く問題がなく、むしろ楽しかった。
でもある時を境に、ハードな仕事を続けることをツラいと感じるようになっていて、働き方に心と体が追い付かなくなってきていた。
さらに追い打ちをかけるように上司から私の仕事のパフォーマンスについて詰められることが続き、いつしか体調を崩していた。
このころ私は仕事のパフォーマンスを求められ平日も休日も朝から晩まで働いていたし、それでも納期がギリギリに徹夜で何とか間に合つという状態が続いていた。まさに、デスマーチ状態だった。
アイシールド21のデスマーチすら生ぬるいと思った。
アイシールド21のデスマーチは徹夜で2日トレーニング→1日休息→徹夜2日トレーニング→・・・の繰り返しだったが、私のリアルデスマーチには1日の休息すらも取れない状態だった。
いつからか前向きだった仕事からも、逃げたいとすら思うようになりネガティブな状態になっていた。
アドラーの「目的論」から今回のうつについて考えると、私のうつの目的は「仕事から逃げる」ことであり、逃げるために「心の調子を崩した」ということになる。
確かに今回のうつによって休職になり一時的に仕事から逃げることができている。
こころの調子を崩したから休職したのではなく、休職のためにこころの調子が崩れたということだ。
う~ん。正しい気もするし、そうではない気もする。
まだ「目的論」については腹落ちできていないので、もう少し考えるようにしたい。
今日はここまで。
P.S.
金の嫌われる勇気は記念版だったのですね。
たまたまブックオフで見つけられてラッキーでした。
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最後まで読んでいたきありがとうございます!私はシミュレーション開発などをしている28歳エンジニアですが、激務でうつになり6月末から休職中です。 サポートもとても嬉しいですが、フォローやスキも私の励みになります! 今後も、うつの実情や改善方法の情報発信をしていきます!