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ロフトベッドに憧れて【えむふじんがあらわれた】

ブログ「えむふじんがあらわれた」が大好きで、よく読んでいる。
えむふじんさんが描く、5人家族の日常がとてもおもしろい。
ツッコミの鋭い次女・えむみちゃんや、冷静な長女・えむこちゃん、ゲーム大好き長男・えむおくんの子どもたちが個性豊かで、とにかく面白い。

最近読んだお話の中で「ロフトはやめとけ」と子どもたちにアドバイスしている内容に思わず笑ってしまった。

ロフトがある部屋って憧れるよねー!!!
私もそうだった。
私はロフトがある部屋には住んでいなかったが、ロフトベッドは使っていた。
中学校の時、友達の家でロフトベッドを見て、一目惚れ。
その時ちょうど自分の部屋を貰った私は「スペースを有効にも使いたい!!」と親におねだりして、買ってもらった。
ニッセンの3段の棚つき、自分で組み立てるやつ。
父親とふたりで組み立てたことを覚えている。
はしごをのぼった上の空間は秘密基地みたいで、大好きな場所だった。
このロフトベッドは大人になっても使っていた。
3回引越しを経験したが、3回解体して3回組み立てられた。
ロフトベッドって移動と組立に別途料金が必要になる。
このベッドに払った料金はいくらになるのだろうか。
途中で手放してしまえば良かったが、やっぱり情が勝ってしまった。
ずっとお気に入りのベッドだったが、さすがに30歳を過ぎるとはしごの上り下りがキツくなってくる。
体調が悪い日なんて最悪。
天板部分もなんとなく曲がってきていた。
もう限界かなぁと思って、粗大ゴミの日にひとりで解体して捨てにいった。
ロフトベッドの解体をひとりでするもんじゃない。
解体中パイプをぶつけまくって、体が傷だらけになった。
新しい普通のベッドを買って眠った日、こんなに体が楽で、すぐに起きてトイレに行けることに感動してしまった。
ロフトベッド、自分が感じていた以上に体にはしんどかったんだな…。
子どもの頃から30歳まで18年ぐらい愛用したロフトベッド。
長い付き合いだった。

そんなことを経験しているので、えむふじんさんのロフトがある部屋の漫画がアップされたとき、笑ってしまった。
しかもえむふじんさんも、旦那さんも「ロフトはやめとけ」と言う始末。
おふたりも憧れたんだなぁとちょっと親近感が沸いてしまった。

ロフトの噂は「ロフトやめとけおじさん」と「ロフトやめとけおばさん」を召喚してしまう。

えむふじん ブログ 2023/09/05分

この文章にも笑ってしまった。
私もね、身近な人が「ロフトが良いなぁ」や「ロフトベッドで寝てみたい」と言ったら「ロフトやめとけおばさん」になる自信がある。
ロフトのある部屋に住んだり、ロフトベットを使うのは30歳までかな。
30歳までなら憧れで乗り切れるけど、30歳を過ぎると普通の家やベットが良い。
体が悲鳴をあげる。
悪いことは言わない、やめときなさい。
「ロフトやめとけおばさん」に早速なった。

えむふじんさんの漫画は絵もきれいだし、とても面白いのでおすすめ。
次女のえむみちゃんをメインに漫画はまとめられている。
えむみちゃんの素直でまっすぐな鋭いツッコミに思わず笑ってしまう。
ロフトベッドの件みたいに「うんうん」と頷いてしまう話もあれば、じーんと感動する話もある。
ずっと仲良く過ごしてほしい、応援したい、ご家族である。


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