トラウマってなんだろう【これって本当に「繊細さん」?と思ったら読む本】
前に「あなたはトラウマを抱えているから一度カウンセリングを受けたほうが良い」とアドバイスを貰ったことがある。
たまにその言葉を思い出して、トラウマって何だろう…と考えていたら「繊細さん」で有名な武田友紀さんが、ちょうどトラウマに関する本を出していた。
良い機会なので「これって本当に「繊細さん」?と思ったら読む本 HSPとトラウマのちがいを精神科医と語る」を読んでみた。
これって本当に「繊細さん」?と思ったら読む本 HSPとトラウマのちがいを精神科医と語る
自分自身はHSPの繊細さんというよりは、神経質なだけだと思っている。
この本でも違いに触れているが、後天的に身に付いた気質だと感じた。
この文章にハッとした。
私はこの状況になりやすい。
正解の答えは分かっているのに、体が動かないことが多い。
これは頭ではなく身体が判断してブレーキをかけてる状態らしい。
これには、身体の反応を変えていく必要があるそうだ。
身体をリラックスさせて、十分にくつろいだ状態で、ほんの少しだけしんどい場面を思い浮かべてみる。
身体がこわばってくるが、そこから再びリラックスした状態に戻す。
身体が緊張・警戒状態になっても落ち着いた状態に戻ってこれるという経験が大事らしい。
身体が落ち着けば、違う選択肢も見えてくる。
私は割と0か100の考え方を無意識にすることが多いので、これは取り入れたほうが良い。
体が悪い状態の時に大きな判断をしてしまって、後々苦労することが多かったので、この辺りは注意しなければならない。
本の中で「過覚醒」という言葉が出てくる。
ちょっとした物事にすごく驚いたり、小さな出来事に敏感になったり、人といるときくつろげなくて常に緊張してしまう、常に考え事をしていて、気が休まらない状態のこと。
こうした敏感な状態を「過覚醒」と言うそうだ。
まさに私これ!!
急に電池が切れたように動けなくなる!!
緊張しているか、シャットダウンしてるかの両極端で、ゆったり落ち着いた状態になれてない。
身体の状態に目を向けて寄り添うようにすると、落ち着いてくるらしい。
不安を感じると精神的なものとして感じるが、今身体で何が起こっているか感覚が大事だそうだ。
感覚を変えていくには、専門家のサポートは必要と書かれていたので、やっぱりひとりで変えていくことは難しい話なんだとは感じる。
自分がそういう状態になっていることを知るだけでも違うので、今回知れてよかった。
お金に余裕があるときにカウンセリングとか行った方が良かったなぁと、ちょっと後悔している。
その分、本とかを読んで自分の考え方のクセなどを変えてみようと試みているが、なかなか難しい。
トラウマ、何がトラウマなのか。
過去の失敗を引きずっていることは、なんとなく分かる。
それと向き合っていくことが、今後生きていく上で大事だと考えている。
この記事が参加している募集
サポートして頂けたら、とても嬉しいです!励みになります!よろしくお願いします!