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夢日記 No.92

「私が机に向かっていると、部屋にいた女性に
 電話があり、彼女は雨の降る外へ。
 すると雪の降る外から、二人の他人(性別不明)が来る。」

夢の解析をしていると色んな不思議な事に出会います。

夢って本当はいつ見ているのですかね?
「そりゃあ、夢を見た日でしょ」
って言葉が返ってきそうですが、私にとって、
この夢日記を「絵にした時」が、夢を見た時
のような感覚さえ、今は持っています。

夢を見た”その時”も、何かしらその時の自分にとっての
意味を持っているのですが、それを時間をおいて、順に
確認していくと、まるでよくできた物語のように
「今の自分」にとっての意味が生まれてくるんです。

まるで物語を理解する”自分の階層”が変わったように。。。

もしかしたら、生きるってことは、実は同じ物語を
何度も何度も読み直していることなのかも知れません。
同じ物語であっても、受け取る「私」が違う。

漫画「約束のネバーランド」の中で鬼が食べる物によって
自分が少しづつ変わっていくため、「私とはなんなのか?」
と、鬼が疑問に思っているシーンが印象的でした。

人も3か月で肉体のすべての細胞が入れ替わると言います。
つまり、「私」というものを肉体に置くならば、
それは3か月しか同じものではないともとれるのです。

そんな私の夢も、これまで女性性の復活や、
自我肥大を止めたり、死への恐怖を見出したり
無意識との闘いを経たりと、いろんな事が
起こってきましたが、ここでまた、違う変化の予感です。

「私」を表す「部屋」から、私の中の女性が
「雨の外」に出ていき、逆に未知なる他人が、
「雪の外」から入ってくる。

つまり、私にとって、まだ未知なる事が始まろうと
しているのかもしれません。

しかし、それは冬の時代に入る事も示しているように思えます。
雪の中から現れた二つの可能性は、いったい何なのでしょうか?

夢の中の私も、この二人が誰なのか分かっていないので、
それは「今の私は分かっていない事」ととらえてもいいと思います。

実感として、それは感じています。
そんな私の変化を、頼もしくおもいます。

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