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朝礼スピーチでの発見〜3つのエピソード|エッセイ

noteを執筆する時、決まって思い出すエピソードがあります。あの時の発見は、もしかして活かせるんじゃないか、と。

今日はそんなエピソードの一つをお話します。

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✢人事のチェック?


私が大学卒業後に入社したのは、ファッション都市宣言をした街の、ある大手アパレルメーカーでした。

朝礼は、社内のショールームで集合します。ラジオ体操→朝礼スピーチ→社訓唱和の流れとなっていました。

スピーチは社員全員、一人ひとりに当番が回ってきます。

社長はもちろん、数百人の前で、メモなしに自分の決めた内容を話さなければなりません。

入社直後は緊張して、とにかく話をまとめるのに必死。別の日、他の社員の話を聞きながら、次に回ってきたら何を言おう…なんて考えていました。

数ヶ月が経ちました。初めてのボーナスをもらった頃、私はあることを思い付いたのです。
 

「このスピーチ…

査定されてる?」


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それは一種のカンで、確認したことはありません。ただ、そこから意識してみると、感じるものがありました。ある特定の社員の人たちは、的を得た魅力的なスピーチをします。彼らがスピーチをする朝礼は、いつもとどこか違うのです。

「朝礼スピーチのポイントって、いったい何なのだろう?」



 

✢ひらめいたポイント

①適切な長さ
朝はとにかくみんなダルいもの。長過ぎるとうんざりするし、短過ぎると「何のために集まったの?」となるような気がします。

②モチベーションアップと共有
聞いたあと、ちょっと気分が上がったり、誰かに話したくなるようなものが良いのでは?(顧客など)

③カミングアウト
仕事をする上で、やはり自分という存在をわかってもらった方が、スムーズに事を進めやすいはず。
 
他部署の人とはあまり交流がないので、コミュニケーションのチャンスになるかも。

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この3つを頭において朝礼に臨むことにしました。すると、あれほど嫌だったスピーチが面白くなってきたのです。しかも、他の人の話が前より興味深く聞けるようにもなりました。

自分が当番でスピーチした後、「あれ、良かったね!」なんて肩をたたかれることも度々出て来ました。

また、朝礼スピーチは、話を考える以外に、舞台度胸というか、発表するメンタルも高めてくれました。今では、社長と人事に心から感謝しています。


✢そして、note
朝礼スピーチのポイントは、noteの執筆時、よく反芻はんすうしています。驚くほど似ている気がするのです。

当時は「査定かも」と思ったとき、コレハヤバイ!とヒヤヒヤしましたが、noteならアウトプットするのに何の躊躇ちゅうちょもいりません。楽しさだけです。
 
トライ&エラーをして良いし、フィードバックするとなお良い。私も投稿したら毎回「テニヲハ」を変えたり、切り取ったり文章を足したり(今これがそう)。常にリライト出来るのがSNSの良さだと思います。自由で素敵な環境です。  
 

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 noteは見晴るかす海原。
noterは新世界を進む冒険者。
さあ、今日も船を漕いで、
見たことのない明日へ
向かいましょう!!


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