息子の変わったこわいもの。

重度知的障害の息子は聴覚過敏があります。

人が多くザワザワしたところ、体育館みたいに音がひびくところなどは
イヤマフを使います。
イヤマフはヘッドホンのようなかたちのもので
苦手なおとをさえぎってくれるものです。

いちばん苦手なのは、あかちゃんの泣き声。
急に泣き声が聞こえてくると、パニックになってしまいます。

おとうとが生まれたときは、気にならなかったのに
年長さんくらいから気になりだして
いやな音を　”耳がいたい”　とうったえるようになりました。

他にも息子をみていると
笑うつぼがみんなとずれていたり
感覚が変わっているなと思うことが多いです。

そんな息子の最近発見した変わったこわいもの・・・。

それは、お線香です。

お線香の何がこわいの？？？　というと

息子は火をつけたお線香が
だんだん燃えて灰の部分が長くなってきて
灰が下に　”ポタッ”　とおちるのがいやなようです。

見ていると少しずつななめになってきて
いつ落ちるのか　”ドキドキ”　するのがみていられないんだと思います😂

リハビリで、ジェンガをすることがあるのですが
いつたおれるか　”ドキドキ”　する感覚が
お線香といっしょで苦手なのか
がっしゃーんと途中で自分でたおしてしまいます💦💦

おばあちゃんがお仏壇にお線香をたてると
部屋からでていって、こわいもの見たさなのか
たま～にお線香の様子を見にもどってきては
また部屋からでていってを
お線香がなくなるまで、くりかえしています。

本人はこわくてたまらないのですが
見てる方はなんだかおかしくて😂
笑ってしまうのは息子に悪いなと思いながら
家族でほほえましく見ています💕