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琴線に触れたことば。

少し前に、推し作家さんの小説を読んでいて思いがけず、はっとさせられた言葉に出逢いました。

『好きが選べないままだから、任せてしまう』

すごく簡単な表現だけど、すとんっと今の自分の心に落ちてきました。
なにか言葉に引っ掛かる時、
それは今の私がかけて欲しい言葉だったり、本当は気づいているけれど見ないふりし続けている事実だったりするんかもなぁと、思いました。

どうしてこの言葉に、引っかかったのか。
まずそもそも、
『好きって、選んでいいんだ。』というのが私の1番初めの感想でした。
自分の好きは、優先しちゃいけない。
周りの人のために、謙虚で、理想的な振る舞いをしなきゃいけない。
いい子で、いなきゃいけない。

そうやっていつのまにか、自分でじぶんのことをがんじがらめに縛り付けて、
目には見えない心の重りがいっぱいな今に気づく。

私の好きを、自分が諦めないで、選び取っていける強さが欲しい。
私は、本当に弱いから。
じぶんが思っているほど、周りに見えているほど、本当に強くないんだと、実感します。

ただ最近は自分の好きも、だんだんわからなくなってしまう時があって。
それが1番、さみしいことなのに。

『私は、誰がなんと言おうと、これが好きです!!!!!』
って、胸張って堂々と言える人になりたい。
自分の好きを、じぶんを、大切にしてあげたい。

好きを、諦めない。
これはすき?きらい?
ちゃんと、自分に聞いてあげるようにしてあげたいと思いました。

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